Xperia 銀座ソニービル タッチ&トライ イベント 其之参:本体編続き

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−index−


●●●其之壱●●●

http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20100309/1268161413

  【本体】

<端末情報>

<ランチャー>

<操作感・体感速度>

 ◆マルチタッチ

 ◆デスクトップ3画面のスクロール

 ◆ブラウジング (標準ブラウザ)

 ◆ボタン

 ◆コピー&ペースト

 ◆通信の体感速度

  1)wi-fi

     ▼ブラウジング

     ▼youtube視聴▼

  2)3G

     ▼ブラウジング

     ▼youtube視聴▼

<UIの切り替え>

<標準搭載・発売日・価格>





●●●其之弐●●●

http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20100312/p1

  【本体】続き

<timescape>

<mediascape>

 “ミュージック”

 “ムービー”

 “フォト”

<カメラ>

Xperiaの特徴まとめ>





●●●其之参●●●

http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20100324/p1

<コミュニケーション・エンターテインメントとしてのXperia

 【顔認識写真と電話帳(連絡先)について】

 【timescapeと電話帳(連絡先)について】

 【mediascapeについて】

  “ミュージック”

  “ムービー”

  “フォト”

 【カメラについて】

<コミュニケーション・エンターテインメントとXperiaと『感動』>

ガラパゴス携帯とandroid

<お薦めandroidについて>





●●●其之参四●●●(編集中なう)

【アプリ】

<ドコモマーケット>







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本文始めます





  【本体】続き


●●●其之参●●●

http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20100324/p1



<コミュニケーション・エンターテインメントとしてのXperia


其之弐の最後でまとめました通り、Xperiaは「人」を中心に据えてつくられた端末であり、
その中核をなすのが、電話帳(連絡先)です。


【顔認識写真と電話帳(連絡先)について】

Xperiaでは、顔認識させた写真を電話帳(連絡先)に紐付け、
人(相手)の名前ごとに写真を仕分け、管理することができます。
写真には個々人の名前が表示され、その名前をタップすると連絡先へ連動します。


学生や家族との遊びなどが多い人にとってはこの機能は使えると思います。
特に学生は、サークルや部活動でたくさんの人達と出会い触れ合い、
たくさんの思い出とともに写真を撮ることでしょう。
そんな中では顔認識と電話帳(連絡先)との紐付けは役立ちそうです。
その場合は楽しいコミュニケーションへ発展するものと感じます。


個人差があると思いますが、私はこれまで顔認識の必要性を感じたことはありません。
個人を中心に写真を分類することはたまにしかなく、
シーンごとの分類のほうが圧倒的に多いので、
Xperiaを持ったとき、私は最初だけこの顔認識機能を試し、
あとは放置することになりそうです。



【timescapeと電話帳(連絡先)について】

様々なコミュニケーションサービスにおける個々人の履歴一括表示、timescape・・・
要は履歴ですので、相手の履歴・過去が氣になる人、氣になるとき、には役立ちます。
様々なサービスの履歴を一所で見ることができるのはおもしろく、有り難いものです。
独自UIも、氣に入った人にとっては楽しいものとなるでしょう。


タイル型履歴のひらひらとした動き、これはこれでよいとして、
人間は非常に飽きやすい生き物ですので、
もっと複数の形式を搭載して好きなものを選択できるようにすると、格段に楽しいものになるのではないか、と感じます。
そこまでできるようになれば、この独自UIも幅が広がり、
より多くの人が長く楽しめるものになるのではないでしょうか。


timescapeに限らず、『UIの着せ替え』ができると楽しくて仕方がなくなるでしょうね。
それもあって、カスタムROMが流行っているという側面もありますしw
標準で着せ替えができたらとてもおもしろいものになります。
android2.1以降のライブ壁紙や各種ウィジェットの楽しさも、『着せ替え』の要素は大きいでしょう。


私は特定の人の履歴を追うことがあまりありません。
親しい相手ほど、やり取りが密だったりお互いよくわかっていたりするので、
私がXperiaを持ったとしたら、timescapeで使う箇所は履歴の全体表示くらいになりそうです。
twitterでタイムラインを追って今の流れを把握する、のと同じ行為ですね。


また、履歴・タイムラインを閲覧すること自体はタイル型履歴がよく動いてくれるのでよいのですが、
twitterfacebookmixi、メールなど、表示するサービスの切り替えの不便さは其之弐で述べた通りで、改善が必要です。
私は今まで通り、twitterアプリ、ブラウザでmixiGmailiモードメールアプリのIMoNiなどを普通に開いて使いそうです。


最近は、複数のコミュニケーションサービス、ツールを使う人が増えていると思います。
複数使っている中で感じるのは、一箇所で全ての投稿や写真up、管理その他をできないものか、ということ・・・
単なる履歴表示、時間軸で縦につなげるだけではなく、
twitterfacebookmixi、バズなどを横に密接につなげるサービス、ツールが求められているのではないでしょうか。
例えば、twitterつぶやきをバズに反映させる、など・・・
これも其之弐の通り、バズがそれをやってくれる予定ですので、バズのXperiaへの融合的取り込みが待たれます。
楽しいコミュニケーションのためにここは重要です。



電話帳にfacebooktwittermixiなどのURLを登録しておけば電話帳から各サービスへ移ることができるので、Xperiaでなくても近いことができます。
逆に、各コミュニケーションサービスから電話帳(連絡先)へ移るのはやや手間が要りますので、
そこは、最初から電話帳と各コミュニケーションサービスとが紐づいているXperiaが便利ですね。



【mediascapeについて】

“ミュージック”
音楽と検索が連動するのは、それはそれでよい機能です。
しかし、利用シーンをイメージしてみるに、
アルバムや曲を既に持っているアーティストについてweb検索を頻繁に行うとは考えにくいものです。
よく使うとすればyoutube検索くらいではないでしょうか。
youtubeをよく使う人にとっては便利です。
SDカード内検索は、ときどき使う程度・・・
これが、アルバムや曲・歌詞・楽譜その他、音楽を総合的に提供するサービスへつながり、
そこでアルバムや曲・歌詞・楽譜その他の多様な検索が瞬時にできる、というのであれば非常に有用なものになります。
まさにそれが欲しいです。


また、コミュニケーション・エンターテインメントを実のあるものにするために、
もっと音楽ファイルを楽しむ機能がほしいところです。
その辺はアプリで色々出ていますが、
『ケータイ内とWeb上の音楽、動画、写真コンテンツをシームレスに直観的に操作できるオリジナル機能』
と銘打ちつつ音楽は単純な検索だけ、というのは正直、期待していただけに悲しくなりました。


今回、android端末向けの音楽配信サービスmora touchが4月1日より提供開始されます。
mediascapeとmora touchの連動、play nowとmora touchの連動、と公表されていますが、
タッチ&トライ時点ではその連動は端末内に見受けられませんでした。
よって、後日updateで入るのかもしれません。
せっかくですから、その際にはinfiniteボタンに『mora touch検索』も入れるのがベストだと思いますが、
そこまで対応できるかは疑問、ですね・・・
ぜひとも加えて欲しいところです。


音質は前述の通りでNexus Oneに大きく劣る結果に・・・
walkmanXという素晴らしい機種を生み出したSONYwalkmanを融合させるべきです。



“ムービー”
分類の仕方以外に特に目立った特徴がないので、残念です。
ムービーの撮影については、カメラの高性能高機能で上質なものが確保されていますが、
再生やムービーファイルの活用についてもっと楽しめる機能をしっかり入れないと、
『コミュニケーション・エンターテインメント』は成り立ちません。



“フォト”
顔認識による電話帳(連絡先)との連動と、写っている個々人の名前ごとの写真管理ができることは
一つ、『コミュニケーション・エンターテインメント』となるでしょう。
しかし、これだけでは盛り上がるのは最初だけ・・・
長く、機能・端末を使って楽しめるものにするにはやはり、フォトファイルの積極的なアクティブな活用が求められます。
アプリでたくさんそういったものは出ていますが、
mediascapeとして特別な機能を備えなければmediascapeの意味がありません。



【カメラについて】

残念ながらカメラについて実際に触っていろいろ試す時間までとれなかったのであまり多くは語れませんが、
スペックや各種情報を見る限り、
日本の携帯電話のカメラに近づいた高性能高機能となっていますから、ひとつの「買い」ポイントになると思います。
日本携帯電話のカメラ機能は世界でtopクラス、そこに近づいたのはとてもうれしいですね。


海外端末のスマートフォンが日々めざましい進化を見せており、
今年は益々その動きが激化しています。
カメラ機能についても、どんどん性能・機能が向上しており、日本の携帯電話のそれに迫る勢いです。
Xperiaに負けず劣らず、早速8Mピクセルが定番になりつつあります。
切磋琢磨し、双方進化していってほしいものです。


顔認識機能ですが、私にとってはこれは必要性に欠ける機能です。
それよりも、デジカメの性能・機能に迫りながら、
実用性のある、androidならではの機能をもっと充実させていってほしいものです。


ustreamなどのライブ中継のための専用機能(twitterとの連係含む)、
AR(拡張現実)の写真撮影、動画撮影、そのファイルの編集や活用、
正面にもカメラをつけ、背面と正面の双方同時撮影(静止画・動画とも)、テレビ電話、
いずれは3D撮影、プロジェクターで3D視聴、
などなど・・・妄想は尽きませんが、
これらが実現したら生活の幅が広がりとても楽しくなるのではないかと考えています。



私はドコモのSH-06A AQUOS SHOT(10Mピクセル)(2009年夏モデル)を持っています。
http://www.sharp.co.jp/products/sh06a/
チェイスフォーカス、コンティニュアスAF、笑顔フォーカスシャッター、
振り向きシャッター、顔検出機能(顔認識とは違います)、
シーン自動認識、など、まだまだ機能があり、正直把握しきれていません(笑)。
かなりの高性能高機能、多機能・・・これはもう『デジカメ』です。
普通にカメラとして使っています。
新しいモデルは12Mピクセルが主流になっていますね。
これがandroidに乗ったらすごそうです。
ますますの進化に期待しましょう!




<コミュニケーション・エンターテインメントとXperiaと『感動』>


Xperiaのコンセプト
『コミュニケーションをエンターテインメントにしていく』


Xperiaについていろいろ見てまいりましたが、
このコンセプトは果たして実現されているのでしょうか?
受け入れられるものになっているのでしょうか?


私がXperiaに3日間実際に触れて感じたのは、


「まだまだ洗練が足りない端末であり、コンセプトの実現は半分も果たされていないのではないか?」ということです。


興味深い、面白みのある内容はいくつかあります。
しかし、そこに心を刺激されるほどの楽しさはありませんでした。
Xperiaに触れての『感動』が全く無かったのです。
非常に残念です。


これには、私が現行android最上位機種であるNexus Oneや次席のMilestoneを既に持っている、毎日使っている、ということも影響しています。


1月にNexus OneGoogle+HTC製)が手元にやってきたとき、
実際に触れて、予想以上に感動し、感激しました。
wi-fi 11nでの恐ろしいほどの速さは、本当に鳥肌が立ちました。
いまなお、その感動は続いております。
様々な面で驚きや快適さがあり、非常にバランスが取れています。


Milestone(Motorola製)が我が家にやってきたときも、
待望のQWERTYハードキーボード、Milestoneの使いやすさ使い勝手の良さ、
クレイドルに乗せたときの新たな魅力などに感動しました。


そして、HTCはNexus Oneに独自UI Senseを搭載したような端末のDesire、さらに、上位機種となるEVO 4Gを発表、
MotorolaNexus Twoでは?と噂されるShadowが発表されそう、と、さらなるハイエンド機種、驚きの端末が次々と投入されてきます。
そして3月28日、SBMはHTC Desireを発売することを発表しました。
Desireについてはまた別枠で詳しく触れていきたいと思います。


端末に実際に触れる以前に情報を得た段階で、これはすごそうだな!と「感動」への可能性を感じないと、
モバイルデバイスは購入意欲が湧いてきません。
購入前に実際に触れたならば、その時点で「感動」を得なければ買うことはありません。
止むに止まれぬ理由によって買わざるを得ない場合を除いて・・・
Xperiaは、予想通り、実際に触れても感動がなく購入意欲が湧いてきませんでした。
予め得ていた情報以上のものはありませんでした。


googleのイメージする端末は、
パソコンでもモバイルでも、
『軽量高速高性能クラウド特化デバイス』であり、その実現を目指しています。


モバイルではandroidがそれに当たるもので、
私はずっとそれを求めていたので、androidはまさにドンピシャでした。
Nexus Oneはこのandroidのコンセプトをしっかりと実現しています。
驚きのサクサク高速でgoogleクラウドによくつながるNexus One
ようやく、実用に耐えうるandroidがきた!
その思いで感慨一入でした。
これからNexus Two、Nexus Threeときますが、いまから期待が高まります!


Xperiaのコンセプトはこれとは違っており、
androidとしての頂点を極めようとする端末ではなく、
androidを「使った」エンタメ指向の端末です。
しかし、Xperiaの目指す『コミュニケーション・エンターテインメント』は、
快適なコミュニケーションと楽しいエンターテインメントがつながりきれておらず、
洗練が足りず、完成された端末とは言い難いのが現状です。


androidを「使って」独自色を出した端末にするのはとても素晴らしいことです。
androidの進化発展にもそのメーカーの進化発展にも寄与するものです。
しかし、androidをただ「使う」のではなく、
androidとメーカー独自のデザインや技術を真に「融合」させることが肝要です。
それには、googleandroidコンセプトを密に押さえねばなりません。


使いやすさや心地よさは『シンプルさ』に根ざすと考えています。
iphoneしかり、Nexus Oneしかり、非常にシンプルだけれども、洗練されていて非常に楽しい、
格好良くて飽きない・・・
そして『使える』端末である!


Xperiaは、UIを派手に作ってしまいました。
見た目のデザインにこだわりましたが、使い勝手のデザインが十分ではありません。
誰にでも使いやすく、わかりやすく、快適になってほしいところです。
派手さにエンターテインメントを求めたのでしょう。
派手なものは、楽しさおもしろさを感じるのは最初だけ・・・
派手で使い勝手が良いものを私は知りません。
ここまで作って、勿体無い・・・Xperiaはもっともっと上にいけるもののはずです。


ソニー・エリクソンさん、私は応援しています!
是が非でも、まわりの人、まわりの会社としっかり力を合わせていただきたいです!
まずは、Google、そしてSONYと力を合わせましょう!
その中で独自色を築き育てていけば、誰もが唸ってしまうほどの素晴らしいものがきっと生まれます。


Nexus Oneを製造したHTCは、早くもEVO 4Gという独自UIの乗ったさらなるハイスペック機種を最近発表しました。
なんとWIMAXで通信ができる端末です。
おそらくwi-fiの11nにも対応していると思われます。
HTCの独自UI「Sense」は非常にシンプルでわかりやすく使いやすいUIです。
それがバージョンアップされ、さらに使いやすく、さらに楽しいものになりました。
派手な動きは少なめです。


去年秋までのハイエンド機種HTC HeroでこのSenseを初搭載、
早速購入したところ、androidとSenseの融合っぷりに私は唸りました。
シンプルでわかりやすく使いやすくサクサク、そして動かすのが楽しい☆
Heroはandroid1.5ですが、Sense UIを使いながらサクサクを実現しました。
考えてみると、Senseでは、全サービスを一括表示はしませんが、各ツール・サービスの『履歴』が非常に見やすいつくりになっています。
HTCのwindows mobile時代からの独自UIの積み重ねが去年「Sense」を生み出し、
今年、Nexus Oneの姉妹品HTC Desireではさらに洗練され進化したSenseを搭載し、
androidのハイエンドとなるであろう最新のHTC EVO 4Gでも採用されました。
もちろん、ここはもっとこうなってほしい、というところなどありますが、
それは不満というよりは欲からくるものです。





ガラパゴス携帯とandroid


日本の携帯が独自の進化発展をし、高性能高機能多機能化し日本中に広がりました。
しかし、海外の仕様と大きくかけ離れてしまい、国外へ出ることが困難な状況になってしまいました。
そのことを皮肉って、動植物が独自の進化をとげたガラパゴス諸島の名前を絡め、
日本の携帯電話は『ガラパゴス携帯』である、などと言われるようになりました。


すっかりガラパゴス携帯が一般に浸透し当たり前の存在になってしまったため、
提供する側も使う側も、なかなかガラパゴスから抜け出せなくなっています。


進化発展拡充も飽和状態になり、停滞状態に陥っています。


ドコモには、長年培ってきた『iモード』があります。
私もiモード発売時すぐに飛びつき、使いまくりました。


いまや、iモードを搭載した携帯電話には様々な機能が付加され、すべてを使いこなす人はほとんどいないのではないか、と思えるほどです。


iphoneandroidについての一般の方々のコメントを聞くと、
『◯◯がないのか〜』『◇◇が付いていないなんて・・・』『▽▽は使えるの?』『※※ができたらなあ・・・』
と、ガラパゴス携帯では当たり前のように搭載されているものがiphoneandroidに搭載されていない、使えない、
との声が非常に多く、そのために購入しない、という方もたくさんいることでしょう。


Xperiaは、これまでのandroidと比べると異色です。
ガラパゴス携帯に近づいたandroid端末です。
高性能多機能化したカメラとそれに伴なう顔認識機能、timescapeやmediascapeが該当します。
timescapeやmediascapはこれまでのガラパゴス携帯とはまた違った機能に見えますが、
エンターテインメント要素としては同方向にあるものと言えるでしょう。


iphoneandroidについてのコメントで『◯◯がついていたらなあ』とよく聞くものの中で多いのは、
ワンセグ】【おサイフケータイ】【キャリアメール】【赤外線通信】など・・・
特に、【ワンセグ】【おサイフケータイ】【キャリアメール】の需要は高いと思われます。
私も、【ワンセグ】【おサイフケータイ】は搭載されてもよいかな、と感じます。


キャリアメールは、私も最初は必要と感じていました。
長年使用し、まわりの人々へも浸透しているアドレス。
高セキュリティで、迷惑メール対策機能も高度。
メールとしての使い勝手は素晴らしいものがあります。


googleを使い始め、同時にgmailをメインにしつつある中で、いまのところ迷惑メールは入ってきておりません。
本格的にアドレスを広めればおそらく入ってくることでしょう。
しかし、もし入ってきたとしてもある程度対策も可能ですしwebメールを長年利用してきているため自分の中で耐性もあり、
特に不便には感じない、というところがあります。


長年iモードメールを使っていますが、自分の中での必要性がかなり薄れてまいりました。


もうひとつ、『◯◯がついていたらなあ』という声をあまり聞かないけれども、
ガラパゴス携帯で私が個人的に素晴らしい機能だと思っているのが、【伝言メモ】機能です。
キャリアとの契約不要、無料の簡易留守番電話機能で、端末内に数十秒〜数分だけ録音可能、というものです。
電話をかけてきた相手も、通常の留守番電話と同じように伝言を吹き込むことができます。
ボイスメールなどを使っている人はまだまだ少ないですし、
この伝言メモ機能は、androidiphoneにも欲しい!と感じております。
そんなアプリが出てきてほしいのですが、開発者の皆様、いかがでしょう、是非ともお願いしますm(__)m


ドコモは、iモードandroidを融合させていく、と語っております。
iモードをなかなか切り捨てることができない、
ユーザーも、使い慣れ当たり前になったものを求める、
ガラパゴスからの脱出へ向けて、ステップとして必要な処置なのかもしれません。


しかし、iphoneの様子を見てみると、必ずしもそうとはいい切れない側面があります。
iphoneの端末やサービスは、ガラパゴス的機能やサービスが皆無。
それでもこれだけ売れて、顧客満足度が高い・・・
ガラパゴス携帯要素は不要なのかも?と一瞬考えます。
ただ、ここで忘れてならないことは、iphoneユーザーには2台持ち以上のユーザーが多い、という現実です。
ガラパゴス携帯とiphoneの2台持ち・・・


ひとつ言えることは、iphoneをいわゆる『携帯電話』ととらえているユーザーは少なく、
モバイルコンピュータ、あるいは通信可能なモバイルエンタメ端末ととらえている人が多いのではないでしょうか。
androidも、モバイルコンピュータである、という色は濃いですね。
androidはコンセプトがクラウド特化デバイスなので、それは当然なのですけれども・・・


Xperiaのタッチ&トライで通話品質まで試す余裕がありませんでした。
Nexus Oneは、本体の前面と背面に1つずつマイクを装備しノイズキャンセル機能がついており、クリアな通話が得られます。
電話面の向上はうれしいですね。




これまでの日本の携帯電話には特殊な場合以外ほとんど無いものに、OSのアップグレードというものがあります。
日本の携帯電話では不具合の修正でまれに出てくるくらいしかありません。
しかし、android OSには複数のバージョンがあり、頻繁にアップデート、アップグレードがなされております。


androidの標準UI採用の端末では、androidファームウェアアップデートがくれば即、最新バージョンを入れることが可能です。
しかし、独自UI採用端末ではそうはいきません。
メーカーやキャリアで調整した上でアップデートされます。
独自UIが特殊なものであればあるほど、アップデートされる時期は遅くなります。
そのため、私は去年、独自UIのHTC Heroに半泣きでした(笑)。
以来、標準UIメインにシフトしました。
androidのアップデートに即時対応できると、進化速度の非常に速いgoogleにしっかりとついていくことができます。
常に新しいandroid OSだと、googleで何か新しいものを出した際に、即、androidで使えるようになります。
これはとても重要で大きなことです。
(しかし、HT-03Aは標準UIであるにもかかわらずいまだ1.6にあがっただけですね、悲しい現実です・・・)


アプリも、いまは2.0以降対応、2.1以降対応というものが多数出てきています。
1.6でなければ使えないアプリもありますが、さほど多くはないのではないでしょうか。
私は1.6でなければ使えないアプリのために困った自体には出くわしておりません。
それよりも最新のアプリが使えないことの方が重要で、影響は多大です。
アプリについてはまたいろいろありますので、その辺は追々触れてまいりましょう。


さて、残念ながらXperiaはまだandroid1.6。
標準UIのNexus Oneは最新のandroid2.1、独自UIであるSBMのHTC Desireもandroid2.1です。
Xperiaがどのタイミングでアップデートをもってくるのか・・・
それぞれ、これからの動きに注視してまいりましょう!







さて、Xperiaについて、できるだけ良い点、足りない点双方をあげてみました。
私はandroidが大好きで、androidを心から応援しています。
その新しい仲間であるXperiaを好きになりたいがために、いろいろ調べ、いろいろ検証してみました。
そのため、これからのXperiaを考え、辛口なこともたくさん述べました。
ソニー・エリクソンさんにもドコモさんにも、力を尽くして進化発展していただきたい。
そう願って止みません。







<お薦めandroidについて>


はじめ、ここに様々な状況に応じたお薦めのandroid端末を書こうと思い編集していたのですが、
使う当人がその端末で『何をどうしたいのか、何のためなのか、何を求めるのか』が最重要ポイントである、
と私は常々考えておりまして、千差万別な状況に応じたお薦めを掲載することは不可能である、と判断いたしました。
よって、ここにお薦めは掲載いたしません。
私でよろしければ、非力ながら皆様からのご相談を承りますので、
コメント欄やtwitterなどでお氣軽にお声をかけていただければと思います。
よろしくお願い申し上げます!m(__)m







次回、
第四弾 Xperia【アプリ編】お楽しみに・・・