HTC Desire 秋葉原ヨドバシカメラ 実機にタッチ 其之弐（追加あり）
其之壱からのつづきです。
（其之壱）
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20100404/p1
其之壱で少し触れました『Friend Stream』、
これは、twitterやfacebookなどの履歴をシームレスに表示する機能です。
ドコモ発売 ソニー・エリクソン製Xperiaのtimescapeに近い機能ですが、
使い勝手が異なっておりますので、見てまいりましょう。
これがtop画面。
top画面をタップするとまず出てくるのがこの「すべてのアップデート」。
全履歴、twitterでいうところのタイムラインですね。
この全履歴の一番下を見ると、facebookの履歴も含まれているのがわかります。
両方を一列に表示させることが可能で、
ひとつの履歴につき内容全体を載せているので一覧しやすいものになっています。
また、画面最下部にアイコンが４つ並んでおり、これらで各カテゴリを選択。
それぞれのアイコンをタップして選択するもよし、
指で滑らかに横にスライドさせて切り替え、選択するもよし、動きはサクサク。
アイコンの大きさも指の大きさに合わせてつくってあるような感じ。
これはSense UIでたびたび出てくる形式で、非常にわかりやすく使い易い操作方法です。
一方、Xperiaのtimescapeも、
twitterやfacebook、mixiまで含めて履歴を一列に並べているのですが、
各履歴の表示のさせ方がDesireとは異なっています。
Xperiaでは、ひとつのタイル型シートにひとつの履歴を掲載、
そのシート一枚一枚が少しずつ重なりながら曲線を描いて並んでいます。
このタイルたちを指で上下になぞるとひらひらと動いて履歴が遷移していきます。
ご覧のように、ひとつの履歴につき、履歴内容のほんの一部を掲載するのみなので、
見た目は面白いかもしれませんがしっかりと一覧したい人には非常に不向きな作りです。
また、画面下側の、横一列に並んだアイコン、多数のカテゴリをここで選択できます。
これだけの数があると、指で横にスライドさせると滑らかにスクロールしてくれそうですが、
ほとんどスクロールしてくれず、ひとつひとつアイコンをタップすることでなんとか遷移します。
しかしアイコンが小さいので、タップも慣れないとやりにくさがあります。
わかりづらく使いにくい仕様です。
普通にtwiccaなどのクライアントアプリを使った方が断然見やすく使いやすいでしょう。
DesireのFriend Streamに戻ります。
「状態の更新」
「写真」
facebookの写真が出てきました。
「リンク」
最初のカテゴリ『すべてのアップデート』に戻ります。
これは、「MENU」ボタンをタップしたときの表示です。
「最新の情報に更新」「共有」「友達」「設定」
中身を見てみましょう。
「MENU」→「友達」
「MENU」→「共有」
「MENU」→「設定」
さらに中へ。
「MENU」→「友達」で「twitter」を選択→「フォローする人」
自分からフォローしている人たちの表示ですね。
ここから、画面下側のツールバーを使って、左から二番目を選択すると、
「フォローされる」
自分をフォローしてくれている人たち（フォロワー）の表示。
「MENU」→「友達」で「facebook」を選択→「友達」
「MENU」→「設定」
「MENU」→「設定」から「アカウントと同期」を選択
「MENU」→「設定」から「アップデートを表示」を選択
「アルバム」
「アルバム」の中の分類から、「カメラ撮影」を選択
写真を表示した状態で「MENU」→「共有」を選択
「アルバム」の分類から「すべての写真」を選択
「アルバム」の分類から「すべてのビデオ」を選択
画面下側のアイコンにて「facebook」を選択
画面下側のアイコンにて「flikr」を選択
次はカメラ機能です。
「センターキー」は「オプティカルトラックパッド」を指しています。
画面右側の「＋/−」をタップしてみると、
画面左側にツールが出てきます。ここででズーム操作が簡単にできます。
指で上下にスライドさせて、上にいけばズームイン、下にいけばズームアウト。
また、左側のツールだけではなく、画面中央あたりを指で上下になぞることでズーム操作することも可能、
とても使い易い仕様になっています。
もちろん、オートフォーカスにもできます。
２つ前の写真の画面左側に「＞」という印があります。それをタップすると、
このようなツールが出てきます。
まずは、カメラの「フォト」と「ビデオ」の切り替え。
次、太陽のようなアイコンを選択、「露出」。
これも上下スライドで明るさ調節が可能。
この機能は素敵です。
○に斜線のあるアイコンを選択、「画像のプロパティ」
コントラスト、彩度、シャープネス
ここまで自分で調整できるのはすごいですね。
スマホではあまりみかけません。素晴らしいです。
操作の仕方もやはり上下スライドで統一、わかりやすく使い易い。
パレットと筆のアイコンを選択、「効果」
撮影効果のモードを選ぶことができます。
歯車のアイコンを選択、「設定」
この写真は、「フォト」の設定画面になります。
ホワイトバランス、ISO、解像度その他、基本設定の選択・変更が可能。
「設定」
この写真は、「ビデオの設定画面です。
録画の長さや音声録音のon・offなど、「フォト」とは違う設定内容を含んでいます。
Nexus Oneのカメラにもある程度の機能が備わっていますが、
Desireではさらに機能が充実しており、嬉しい限りです。
ホーム画面に戻ります。
ホーム画面に設置することができるHTC Senseのウィジェットは他にもあるので、
いくつか見てみましょう。
これは、「ブックマーク」のウィジェット。
ブックマークしたページの画像がそのまま残るので、一目瞭然です。
「音楽」のウィジェットです。
左上に「シャッフル」、右上に「リピート」のアイコンが見えます。
全画面表示にして音楽再生中の状態。
記憶が定かではありませんが、ここで、画面左下の横三本線のボタンをタップしたと思います。
音楽の「アーティスト」一覧
画面下側のアイコンをタップあるいは横スライドさせて他のカテゴリに遷移できます。
音楽の「アルバム」一覧
音楽の「プレイリスト」
音楽の「全曲」一覧
音楽の「ジャンル」
音楽の「作曲家」
作曲家、というカテゴリがあるのはとても面白いですね！
音楽の「購入済み」
思った以上に音楽の多様なカテゴリがあり、Sense UIの進化を感じます。
おもしろいです。
これは「天氣予報」のウィジェットから全画面表示したものです。
雲や雨などの絵が動きますので、楽しい仕様になっています。
残りの写真をざっとご紹介。
これは、連絡先（電話帳）でダイヤルを表示させた状態です。
ダイヤルキーを消した状態。
最後に、「FMラジオ」です。
試聴・操作はしなかったのですが、
見ただけでどう操作したらよいのか、わかりますね。
ラジオのアプリも出てきていますが、標準で聴けるのはうれしいところです。
標準ブラウザでのマルチタッチ可能、
Nexus One同様サクサクでタッチレスポンスも非常に良いです。
youtubeで高画質モードで試聴可能。
3Gでも高画質視聴可能、ですが、3Gでは回線状況・周辺状況に左右されるのはやむをえず。
wi-fiでは安定して視聴可能。
Nexus Oneでは本体背面にノイズキャンセリング用のマイクがついているのですが、
このDesireでは残念ながら搭載されておりません。
Nexus Oneでの通話は非常に快適なので、勿体無いところです。
テザリング不可以外は特にSBMでいじったところはなさそうで、日本語化したのみ、という印象です。
androidユーザーとしてはキャリアでいじらずにそのまま出してほしいところなので、これでOKです。
一般の、androidをあまりご存知でない方々にとっては、まだまだ疑問が残るかと思いますが・・・。
日本向け、一般向けとするためには細かい作業が必要なものだな、と改めて感じました。
たくさんの写真をご覧いただきながらご紹介してまいりましたHTC Desire。
去年誕生したHTC Senseという独自UIが進化し新しくなって、
さらにわかりやすく使い易い、バランスのとれた統一されたものに仕上がっています。
すべて一貫した同じ作りで多様な機能を備えており、どれもサクサク動いてくれます。
android OSと独自UIがうまく融合した作りです。
「使い勝手」の【美】を感じます。
海外端末ばかり使っている私には日本一般向け仕様の足りなさはさほど氣にならないので、
Desireは正直一台欲しいところですが、ここは我慢します（笑）。
いよいよ4月27日販売開始です！
初回出荷台数は予約で完売したとのこと。
これからどんな宣伝広告、販売促進などが出てくるのか、楽しみですね。
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（追加）
HTC Desireでは、FLASH Lite4.0を搭載。
Liteは携帯端末用のFLASHなので完全にFLASHすべてを見ることができる、というものではありませんが、
かなり見ることができます。
あるのとないのとでは大違いです。
まだまだFLASHは存在しつづけますから、重要なポイントですね。
Nexus Oneや他のandroid 2.1端末にはFLASH10.1がくる予定ですが、
もうそろそろ来てほしいものです。
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くろぺんさんのコムギドットネットでもDesireについて掲載があります。
わかりやすく重要な内容が紹介されてますので、ぜひ御覧下さい☆
