au(KDDI)の 最新android シャープ製 【 IS03 】タッチ&トライレポート

10月4日、KDDIからシャープ製の最新androidスマートフォンIS03 】が発表されました。

翌日の5日、KDDIデザイニングスタジオとCEATECにて展示されていると聞き、
時間の都合上CEATECへは行けなかったのでスタジオへ行ってきました。

入り口からこの状態。7人待ち。一人15分間、という制限付き。
待っている間、チラシを眺めました。


↓スペック等は先日のこちらの記述をご覧下さいませ。
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20101004/p1




ピンぼけですいません。
メインディスプレイの下に「コンビネーション液晶」があり、電池残量や時計が表示されています。
あったらあったでよいのですが、このスペース分、メイン画面を大きくして3.5インチではなく3.7インチにした方が、画面の見やすさ使いやすさが増す氣がします。
電池残量や時計はウィジェットで表示する、と。



ロックを解除したあとのホーム画面。
コンビネーション液晶にはandroid定番のキーが表示されました。
左から「メニュー」「ホーム」「戻る」「検索」
コンビネーション液晶のすぐ上(メイン画面)にあるのが、「アプリケーション」「電話」「ブラウザ」「起動中アプリの切替(だったと思います)」




メニューキーの中身。
ここには「設定」は無し。



「設定」はアプリから開きます。
全アプリを見てみましょう。




以上です。
確かにワンセグおサイフケータイ、赤外線受信が入っています。



設定画面


テザリングはもちろん不可。





端末情報


モデル番号: IS03
ファームウェアバージョン: 2.1-update1
ビルド番号: D9156

android2.1から2.2へのアップデート、早めにお願いしたいですね。



電話帳



au one market


android market






期待のワンセグ
私の大好きなケイゾクが放送されていました。素晴らしい。
受信感度は、このときこの場ではとても良好でした。
androidワンセグ、日本ではこれは嬉しいですね。

時間がなかったのであまり試せていませんが、スピーカー音声出力は通常の携帯電話程度でしょうか。
さほど大きくはない感じです。


youtube

再生はなかなか滑らかです。


音楽
残念ながら曲が入っていなかったので試聴できず。
代わりにyoutube高音質動画視聴で音質を確認したところ、
イヤホンでの音質は、こもった感じはあまりなく、悪くないですね。
高音質、とは言い難いですけれども。



Google Maps


GPS精度を試す時間がありませんでした、すいません。。。




ソフトウェアキーボードを見てみましょう。

androidキーボード」と「iWnn IME SH-edition」の2種類が入っていました。
androidキーボード】

これは純正のandroidキーボードで、キーの大きさもノーマル。
特に苦なく入力できます。


問題はこちら、
【iWnn IME SH-edition】



simejiとの比較(端末はMilestone)



Open Wnnフリック対応版との比較(端末はNexus One


iphoneipod touchのソフトキーとOpen Wnnフリック対応版との比較


画面サイズはIS03iphoneipod touchが3.5インチ、
Nexus OneとMilestoneが3.7インチ。
これらでわかるのが、画面サイズに関係なくiphoneipod touchのソフトキーのキーサイズが一番大きい、ということ。
そして、iphoneipod touchと同じ3.5インチ画面IS03のiWnn IME SH-editionのソフトキーサイズが一番小さい。ふたまわりくらいは小さいかと。
実際、小さくて打ちづらかったです。


予測変換などはなかなか良いのですが、キーのサイズが小さいのは痛いです。
simejiやOpen Wnnのアプリを入れて使うことになりそうです。
初めてandroidスマートフォンを使う人にはぜひ案内したいところ。



【操作感】
・通信速度
体感ですが、3Gでもまずまず悪くない感触。
ブラウジングも、基本的に滑らか。


・動作速度
サックサク、という感じではありませんが、通常使用には問題なさそうです。
・タッチ操作
ここが問題。誤認識・誤動作が頻発。
タッチ&トライしている他の方からもそういった声が寄せられているそうです。
スクロールしているのに「選択」になってしまったり、全く違うところを認識したり、拡大が縮小・縮小が拡大になったり。

まだ完成品ではない、ということですが、来月発売予定ですから、早急に調整をお願いしたいところです。
タッチ操作が基本の端末ですので。



【カメラ】
ギャラリーはandroid標準のもののようです。






とても多機能。
日本の携帯電話のカメラ機能がしっかりと盛り込まれている感じです。



いろいろ操作してみましたが、
ISシリーズ独特のUIによって海外のandroidとは少し違う構成になっている面もあり、海外端末ばかりの私は操作に戸惑う場面が少なからずありました。
IS01も独特でしたが、画面が大きいこともあり、もう少しわかりやすい表示がなされていた氣がします。


androidが初めての人にはこの辺は問題ないのかもしれませんけれども。





15分間でなんとか確認できたのはこのくらいです。
このあとドコモ スマートフォンラウンジへGalaxy Tabと比較Galaxy Sを触りに向かいました。


KDDIは今回、androidに日本の携帯電話の定番機能を盛り込むことが目標でしたので、IS01にはなかったおサイフケータイが加わり、高画素多機能なカメラも搭載できたことでほぼ達成されたのではないでしょうか。
IS01の流れを汲むジャパニーズandroidスマートフォンが本格的に誕生した、そんな印象を受けました。


これにより、定番機能が無いから買わなかったユーザーがしっかりと選択肢を得ました。


この端末の特徴はまさに日本の定番機能が入っていること、
日本向けに徹した端末であること、です。
それ以外は最近のごく一般的なスペックだと感じました。


日本の定番機能が一台にしっかり入っていてほしい!という人にはちょうど良いと思います。