SONY Tablet S1、S2を発表!
復活してきたかと思いきや、不正アクセスによる個人情報漏洩問題が次から次へと発生し、経営難に陥ってしまいそうなSONYですが・・・
4月26日(火)、SONYからandroidタブレット2機種、発表がありました。
“Sony Tablet”
左がS1、右がS2(コードネーム)。
『様々なハードウェア・ソフトウェア・ネットワークを融合するエンターテインメントタブレット』という位置づけだそうです。
用途別に最適化したモデルが2つ。
★「リッチメディアエンターテインメント」を提供する9.4インチの【S1(コードネーム)】。大画面で、ホーム(宅内使用)/コンテンツ利用向け。
★「モバイルコミュニケーションエンターテインメント」を楽しめる折り畳み式5.5インチデュアルディスプレイの【S2(コードネーム)】。モバイル/コミュニケーション利用向け。
他のHoneycombタブレットとの相違点は、" Uniquely Sony " 。
●Optimally Designed Hardware and Software (最適化されたハードウェアデザイン&ソフトウェア)
●Swift & Smooth Performance ( 日本語で「サクサクテクノロジー」)
●Network Entertainment (ネットワークエンターテインメント)
●Cross-Device Connectivity (様々な機器との連携)
【2機種の共通点】
●様々なハードウェア・ソフトウェア・ネットワークを融合するエンターテインメントタブレット
●android 3.0 Honeycombに独自のカスタマイズを施したソフトウェア、サクサクテクノロジー(独自の即応性技術)によりタッチ操作やブラウザ表示を高速化
●NVIDIA Tegra 2、デュアルコア
●wi-fiやWAN。オプションで3G通信や4G通信を追加可能
●ネットワークエンターテインメント
・『Qriocity』で豊富なビデオコンテンツや音楽コンテンツを提供
・『Reader Store』で電子書籍
・PS Certified デバイスとして、タブレットで初めて『PlayStation Suite』のコンテンツに対応。
●DLNAに対応(様々な機器との連携)
●大画面に適したキーボード配列を採用
●メインカメラとサブカメラ各1つずつ
●ソーシャルコミュニケーションサービスに積極的に対応し、TwitterやFacebookなどをまとめて利用できるアプリケーションなども搭載。ソーシャルコミュニケーションとコンテンツを融合させた新しいコミュニケーションエンターテインメントを提供できるアプリへと進化させていく考え。
●2011年秋以降に世界で順次発売
【それぞれの特徴】
<S1>
●「リッチメディアエンターテインメント」を提供
●9.4インチ(1,280×800ドット)スレート型タブレット
●ボディ片側に厚みを持たせた偏重心デザイン・・・実際よりも軽く感じられ、片手でグリップしやすく、安定して長時間持つことができるよう追求。
●赤外線でテレビやその他のAV機器を操作可能
<S2>
● 「モバイルコミュニケーションエンターテインメント」を提供
●5.5インチ(1,024×480ドット)デュアルディスプレイ、折り畳み式タブレット
●折り畳むことでコンパクトに携帯できるデザイン・・・フルブラウジングを損なわずにいかに持ち運びやすくするか、を追求。2画面を合わせて使うことで小型化を実現しながら大画面の利便性を確保、一方に映像・もう一方に操作ボタンを表示するといった使い方も可能。
●2画面端末の特徴を生かした、TwitterやFacebookなど複数のSNSをまとめて閲覧、管理できる統合アプリ
個人情報漏洩問題がありますが、ひとまずこのデュアルディスプレイのS2は買おうと思います。5インチクラスでデュアルコアハニカム、しかもそれがデュアルディスプレイとなれば、買わざるを得ません。wi-fi版なら何の契約もありませんし、あとはネットを使う上で自分で注意していけば良いかな、と。
秋以降の時期では次のandroid OSとなるIce cream(sandwich)登場間近、さらにクアッドコアなどが出てくる直前な氣もするので、他社タブレットと比べて特に秀でたスペックを持っているわけでは無いS1は不要、との判断です。
Kyocera Echoが先日到着し、非常にデュアルディスプレイの魅力を実感しております。S2の2画面の使い方はEchoとよく似ているので、さらに洗練されたものになることを期待。
しかしこのS2は、夏に登場すればもっと良いのにな、と思わざるを得ませんね。早く出して欲しいものです。
その前に漏洩問題・・・