デュアルディスプレイandroid、【 Kyocera Echo 】購入!

米国Sprint版のデュアルディスプレイandroidスマートフォン【Kyocera Echo】が先日到着しました。


↓スペックなどについてはこちらをご参照ください。
androidスマートフォン 【 Samsung Galaxy S II 】 、【 Kyocera Echo 】 登場! (追記あり
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20110220/p1




同梱物一式。
バッテリー2つとバッテリーチャージャーが付属しているのが特徴です。




Sprint版はSIMカードを使わない仕様。初回アクティベーションなどが氣になっていたのですが、『Hands free activation. Contactiong network...』というメッセージが出てきたのでそれをキャンセルしたところ、難なく起動。スムーズに各種設定完了。
SIMを差せないので、通常の電話をかけることは不可。


端末情報

Android 2.2.1
ビルド番号:FRG83




端末の左側からこのように開けると・・・

カシャコン!と、くの字型に開きます。



↓普段使用するアプリなどを入れてホームを整理した状態。




基本的に、素のandroidに2画面機能を載せた、という感じ。
もっさりしている、という噂だったのですが、思ったよりよく動いてくれて嬉しい限り。


2画面対応アプリ以外は、2画面をひとつの画面として表示。 『Tablet Mode Extension』というアプリが入っていて、それを機能させるとたいていのアプリは2画面を大きく使ってひとつの画面として表示されます。しかし、一部のアプリは片側の画面でしか表示されないものあり。



Googleマップ
この大きさなので、とても見やすく、歩きながら確認するには非常に良いサイズ。

タッチパネルは5点認識なので、結構レスポンス良く動いてくれます。2画面合わせて5点で、それぞれで5点認識・計10点認識とはなりませんでした。1画面だけで5点認識することは可能。




アプリ一覧

ブックマーク
このように、全画面表示だと一覧性に秀でていることがよくわかります。非常に見やすい。




これはsimejiのソフトウェアキーボード。
1画面をほとんど使ってのキーボードはとても打ちやすく快適!

ちなみに、縦でもほぼ同じ大きさのキーボードが表示されます。
小さく畳んで1画面でフリック入力するより、開いて1画面まるまるQWERTYにして使ったほうがずっと入力しやすいと感じました。



ブラウザ



見開きでブラウザを表示して、それぞれの画面に指1本ずつ、計2本おいてロングタッチすると、このような画面が出てきます。ここに表示されているアプリだけ2画面対応、別々の画面で表示させることが可能。これらの2画面対応アプリでは、残念ながらマルチタッチが使えませんでした。この、2画面対応アプリを表示させて操作する機能のためにそのような仕様にしたのではないかと考えられます。ダブルタップ可能、レスポンス良好。





2画面別々に使っているときに片方の画面に軽く触れると、その画面左下にこのようなアイコンが表示されます。これをタップすると、1つのアプリを全画面表示にしたり2画面別表示にしたり切り替えることができます。





中央の弧を描いている矢印に触れると、各画面の表示がそれぞれ入れ替わる便利な仕様。





ブラウザ+電話
米国Sprint契約ならば、調べものをしながら電話することが可能。




ブラウザ+メール
何かを調べたり確認したりしながらメールを作成したり、メールを見ながら調べたりが可能。




メール+電話
米国でなら、メールを確認しながら電話することが可能。




ブラウザ+ギャラリー



ブラウザ+YouTube(VueQueという2画面表示対応のyoutubeアプリ)



このように、ある動画を視聴している間に、別の好きな映像を右側のBOXへドラッグ&ドロップすると・・・

次にすぐ視聴できるようにダウンロードしておいてくれます。便利なアプリ。

画面左下のアイコンをタップすると、

2画面使っての映像表示に切り替わります。




YouTube(VueQue)+twitter




これはブラウザ上のyoutubetwitter




ustreamtwitter




ニコニコ生放送twitter



以上のように、2画面対応アプリが少ないのでブラウザを駆使して2画面を活かすのがベストではないかと感じました。android2.2.1なのでFLASHが使えるのは大きいです。




Echoで電子書籍の小説を読む場合、まるで本を開いて読んでいるかのようなこのビジュアルはとても楽しいものですね。



Documents To Go


画面を大きく使えるので表計算しやすそう。



Note Everything


手書きアプリを大画面で滑らかに使うことができます。






このEcho、思ったよりしっかりしていて、Motorola端末のような雰囲氣があります。京セラ、良い端末を作りましたね。日本メーカーでもこれだけのものをつくることができるのだ、と感心しました。日本キャリアのしがらみは大きいものなのだな、と改めて実感。



私は以前からずっとマルチウィンドウでandroidを使いたいと考えていました。それに近い使い方のできるEchoのデュアルディスプレイは、やはり魅力です。この端末がデュアルコアになって、さらに2画面対応アプリがたくさん増えたら、もっともっと使える強いメイン端末になりうる、そう感じました。折り畳めば非常にコンパクト、開けば大画面あるいは2画面を別々に使える・・・


ということで、どうしてもSONY S2の発売が待ち遠しくなります(詳細→ http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20110427/p1 )。デュアルコア、Honeycomb、デュアルディスプレイSONYは2画面対応アプリや各サービスを絡めて出してくる予定ですから、自ずと期待が高まります。発売次第、購入する予定です!





(おまけ)
米国Sorint版なので、米国のみでサービス開始されているMusic Betaを普通にマーケットからダウンロードできました。