HTC Sensation (UK版SIMフリー)購入!其之壱

先週の初めにUK版のHTC Sensationが届きました。


↓スペックについてはこちらをご覧くださいませ。
今夏大注目android端末 【 HTC EVO 3D 】【 HTC Sansation 】
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20110417/p1



Galaxy SIIに引き続き、Sansationの箱も黒。以前から比べると、端末は大型化していますが、箱は逆にコンパクトになってきている氣がします。










Sensationは、その全体が曲線でできているといっても過言ではなく、表面のコントゥールガラスも縁の4辺付近がカーブして盛り上がっており、ちょうど盆地のように画面がへこんで平らになっています。ガラス表面はコーティングされており、触れたときの感触はぬるぬるのすべすべ、指紋があまり目立たないようにできています。背面デザインには斜めカーブの組み合わせ。まさに曲線美。丸みにより触り心地、握り心地がとても良く、キュッと馴染みます。非常にセクシーな印象。


Galaxy SIIよりは少し重みがありますが、さすがにDesire HDよりは軽く、程よい重み。手に持ったときの安定感があります。手によく馴染む、という感覚。





【ロックスクリーン】


ホーム画面で、画面中央あたりを指でさっと手早くフリックすると、ホーム画面が高速でぐるぐる回転します。




ホーム画面を指で横にスライドさせると、次のように動きます。


時計のウィジェット、側面のあたりなど細かいところまで作られていて驚きました。





定番のMorelocale2で日本語化、「設定」の中までしっかりと日本語になるところがHTCさすがです。





【設定】

Androidバージョン:2.3.3
HTC Senseバージョン:3.0

ビルド番号: 1.35.401.1.CL84734 release-keys


もちろんテザリング可能。

本体メモリ空き容量: 757MB
まずまず、ですね。





【バッテリーのもち具合】
輝度その他デフォルト設定のまま、wi-fi接続でネットつなぎっぱなしの状態で約8時間持続。Galaxy SIIより減りが早い、と肌で感じました。
そこで、省電力設定の登場。

Galaxy SIIほど細かく設定できるわけではありませんが、Sensationでも省電力モードでバッテリー消費をある程度抑えることができます。この省電力設定を使い、必要のないものはこまめにoff、輝度最低の状態にしつつ結構使用して、約11時間バッテリーがもちました。
純正バッテリー2個にしておいたのですが、念のため非純正バッテリーで容量が1,800mAhのものを3個購入。1,800mAhだと省電力モードで12〜13時間はOK。ほっとひと安心。





【標準ブラウザ】





qHDだと、文字を拡大してもフォントが滑らかで、細かい文字でも非常に綺麗に表示されます。
HTCの標準ブラウザは、ダブルタップしたときもマルチタッチでズームイン/アウトしたときも、画面上の文章の表示を画面幅にすぐ合わせてくれます。

上の写真の中央、skypeについての記事のあたりをマルチタッチで徐々に拡大していくと、



このように大きさ・幅に合わせて表示され、左右に文章が隠れてしまうことがありません。
しかし、Samsung Gallaxyシリーズの標準ブラウザではダブルタップでしかこの機能がなく、マルチタッチでのズームイン/アウトでは機能してくれません。
Dolphin Browser HDというブラウザアプリでも試してみましたが、この調整機能は標準ブラウザの機能に依存するようで、Sensationでは機能しましたがGalaxy SIIでは機能しませんでした。ダブルタップ時の表示調整はどれもしっかりと機能します。こういう部分からも、標準ブラウザの機能や使い勝手が重要だな、と感じます。


また、HTCの標準ブラウザは「モバイルビュー」を有効にしたり無効にしたり設定することができます。この機能がある標準ブラウザは他メーカーではなかなかありません。私は基本的にフルブラウジングしかしないので、ここは非常に重要なポイント。Galaxy SIIでは、Dolphin Browser HDを使って設定をデスクトップ表示に変更、モバイルビューをできるだけ使わずに済むようにしています。タブも使えるので便利なアプリです。



コピー&ペースト
Galaxy SIIよりもレスポンスが良くとても操作しやすくて、快適。動きが滑らかで使いやすい。


android端末でこのはてなDiaryを作成・編集することが多いのですが、従来悩ましい部分がありました。

ブラウザ上で作成編集しているのですが、長文になってくると、本文編集欄内で「本文末尾」にカーソルをもってくることができない(下へ下へとスクロールしていくと途中で止まってしまいさらに下へ進めなくなる)、という現象が各android端末のブラウザで起こっていました。いままで使ってきた端末の中では、IS01とXOOMのみ正常、あとは×。しかし最近ようやくそれが解消されました。はてな側で何らかの仕様変更があったのでしょうか。これで安心。





【速さ・強さ、操作感】
・Quadrant standardで測定

・通信速度

自宅wi-fiに接続したときの結果、Galaxy SIIとほぼ同じ数値。
・Multitouch testerで測定


 4点認識。スマートフォンなのでこのくらい認識すれば十分、とは思いますが、10点認識のGalaxy SIIとの差はタッチ操作に現れます。
マップ、ブラウザでのマルチタッチ操作や両手フリック入力では、Sensationも非常に良く動いてくれストレス無いのですが、それでもGalaxy SIIの滑らかさ速さには届きませんでした。SIIは別格。


Google Maps







Bluetooth接続】

HIDプロファイルに対応しているため、Bluetoothキーボードは標準でしっかりつながりました。快適です。
しかしBluetoothマウスは、つながるにはつながるのですが、画面上にポインターが表示されず、フリックやスクロール操作程度しかできません。クリック操作不可。これは非常に残念。Galaxy SIIではポインターが表示され快適に動作。この辺で、私の中での使い道が分かれてきますね。






GPS
先日、車に乗せてもらう機会があったのでGPSを試してみました。
通話用ドコモSIMをさしてGPSオン、BF-01Bにて接続。

位置情報取得良好、移動しての追従性ばっちりでした!
十分ナビとして使えると思います。





YouTube
youtubeアプリでは残念ながらまだHQでしか視聴できませんが。ブラウザからなら1080pまで視聴が可能。接続回線さえ速ければ、1080pでもストレスなく視聴できます。1080pはGalaxy SIIでも見れますが、qHD画面のSensationならさらに高画質!



スマートフォンでのyoutube視聴でこの画質。モバイルの進化を感じずにはいられません。





【音楽】


イヤフォン・ヘッドフォン無しだとSRSエンハンスの効果のみで、イコライザー機能は使えません。イヤフォンをつけると、

イコライザーを選択できるようになります。イコライザーを選択すると、


このように多種類から好みの効果を選択可能。
イヤフォンをつけての音質はとても良く、Desire HDの音の良さをさらに上回っています。qHDの画質も綺麗。Multimedia Superphoneとして売り出しているのが良くわかります。





【HTC Watch
HTCの動画ストリーミング配信サービス






画質、音、なかなかのもので、思わず見入ってしまいます。
しかしながら現在、これらの映画トレーラーしか見ることができない様子。まだ本格的にはスタートしていない旨、HTC公式サイトに掲載されていました。早く始まってほしいものです。




スペックとしてはGalaxy SIIより多少落ちるのは否めず。特に、動作速度やレスポンスなどのスムーズさはSIIがダントツ。これは、Sensationが「遅い」「もっさり」ということではなく、SII以外の端末と比べたら十分速く滑らかで快適です。そして、速さだけでは語れない使いやすさや美しさ、手に馴染むしっくり感などがあり、SIIに無い部分を埋めてくれる端末です。しばらく使って、自然と、プライベートや通話ではSensation、仕事をガツガツこなすときにはGalaxy SII、というように使い分けされるようになりました。この2機で、非常に力強いツートップとなりました。
Ice cream sandwich搭載ハイエンドスマートフォンが出るまではこの2機メインでいこうと思います。





【カメラ】【USB接続】など・・・
後日、其之弐でアップいたします。