【 Chromebook 】を活用中!(追記あり)

先月下旬、Acer製のChromebookが届きました。
Amazon.comにて購入、アメリカから転送サービスを使い日本へ輸入。


Googleの考える軽量高速高性能クラウド特化デバイス、モバイルがandroid端末、パソコンがChrome OS搭載端末。長いこと待たされた感がありますが、chromebookがようやく表に出てきました。
Chromeはセットトップボックスも出る予定ですが、まずはノート型のChromebookSamsungAcerから登場。Samsungのパソコンは使ったことがなく、Acerはこれまで何台か使ってきておりどれも安定動作なので、Acer製を購入。
Amazonで買い、日本には直接送ってもらえないので転送サービスにて輸入。
送料入れても合計32,000円程度、プラス、税関で800円。安い買い物です。








↑10.1インチのNetBook(上の白い端末)と比較。


↑同じ11.6インチのMacBook Air(右)との比較。
Googleは、12インチ前後でフルサイズキーボード搭載でchromebookを出す、と以前から話しておりました。その通りフルサイズのキーボードとなり、MBAchromebookも、非常に快適に入力ができます。
トラックパッドのサイズも同じくらい。
ちなみに、Late2010版のMacBook Airもこの度手に入れました(笑)。

SamsungChromebook(右)との比較。暗い場所で撮ったのでわかりづらくて恐縮です。
プラスチック製で非常にシンプルなため、高級感やおしゃれ感がないのが玉に瑕。軽量にし、安く販売するための策かもしれませんが、個人的にはもう少し色氣がほしいところ。今後に期待。



USB(2.0)ポート×2
HDMI×1
マイクジャック×1
ヘッドフォンジャック×1
メモリ-カードスロット×1
電源×1




言語選択の中に日本語あり!



自動的にアップデートされるので、手放しで常に最新のOSを使うことができます。いままで使ってきた中で一番楽なパソコン!








このように、設定画面もブラウザ上。すべての操作をブラウザ上で行うのが、このChromebookの特徴。一言で言えば、ブラウザしかない!非常にわかりやすく使いやすいものです。
輸入端末のため不安がありましたが、日本語入力IMEはしっかりとGoogle日本語入力が入っていました。開発版の端末にも入っていると聞いていたので、きっと入っているはず、とは思っていましたが、これでひと安心。




シングルクリック。設定を変えることでシングルタップ(一本指で軽く触れるだけ)をクリック操作にすることができます。



二本指クリック(設定を変えれば二本指タッチ)が右クリック操作。



二本指で上下に動かしてスクロール操作。



一本指固定、もう一本を動かしてドラッグ&ドロップ。


このトラックパッド、設定で感度を調節できるのですが、Maxにするととても快適に反応してくれます。

また、OSのバージョンはstable・beta・devと3種類あり、簡単に変更できます。デフォルトのstable版でも良く動いてくれるのですが、これをbeta版やdev版に変えるとさらにあらゆる動作が速くなります。


トラックパッドの設定は、beta版・dev版では感度調節ではなくポインタの動作速度の調節となり、これをMaxにすると、さらにレスポンスが素晴らしく、速い。快適です。(dev版は表記のとおり、開発中の最新バージョンがすぐにくるためにたまに動作不安定になることがあるので要注意)






アプリ次第ですが、オフラインで使用できるものがあります。Google自体も、オフラインで使用可能なものを徐々に増やしてきています(青いGmailアイコンはオフライン用)。Angry Birdsもオフラインで動きました。オフラインでも使いたいツールなどがあるときは、探してみましょう。
私は電波の届かないところで過ごすことが少なく、あっても地下鉄走行区間や建物の地下でかつ電波の届かない場所で短時間程度、そしてクラウドをメインに使っているので基本オンライン使用。よって、特にオフライン使用にはこだわっておりません。




タスクマネージャ




ファイルマネージャ

SDカードスロットがあるので、外部メモリを使用可能。しかし、開くことのできるファイル形式が限られています。
ざっと確認したものだけ、拡張子で列挙しておきます。


開くことができるファイル
 mp4
 wav
 jpg、jpeg
 bmp
 png
 gif
 txt
 pdf
 htm


開くことができないファイル
 wmv
 doc
 docx
 xls
 mht
 exe
 swf


MicrosoftAdobeなど、他社もので開けないことが多そうです・・・
この辺り、使えるファイル形式が増えてほしいところ。





【速さ・安定性・使い勝手】
起動は数秒〜8秒程度で立ち上がり、シャットダウンも数秒。電源OFF状態から、ディスプレイを開くとそれだけで起動。閉じればスリープ状態。
立ち上がればそこには即ブラウザがあり、すぐにwi-fiの電波を拾って接続、ネットの世界があっという間に目の前に広がります。
バッテリーは公称通り、ネット繋ぎっぱなしで6時間稼働(11インチMacBook Airは5時間稼働)。バッテリーを外してACアダプタにて使用することも可能、これはMacBook Airと違ってありがたいところ。スリープ状態ではほとんどバッテリー消費せず(wi-fi接続はスリープ時に切れます)。
本体は思ったよりも軽く感じるので、これなら持ち歩ける、と、手に持った瞬間感じました。


動作はサクサクそのもの、何をするにも速い。前述のようにトラックパッドのレスポンスも快適。wi-fi接続は安定しており、動作につまることもなく、滑らかに動いてくれます。暑い日にはやはり熱をもちますが、熱くてたまらないほどには高温にならず。



↑自宅(ADSL)にて測定。



↑出先でwimaxルーター接続にて測定。


基本的にブラウザのGoogle Chromeと同じで、私はずっとChromeブラウザを使ってきているので違和感なく操作可能。この辺り、「まずブラウザとして多種のOSや端末上で使い慣れる、それにより、その後Chromebookを手にしたときに戸惑うことなく使用することができる」という滑らかな流れが実現できています。逆に、Chromebook以外でもブラウザとしてChromeを使うことができる、というこの形が絶妙。実際に私はwindows端末でもMacBookでもChromeを使っています。OSとブラウザが融合しているすごさがここにあり。そして、開けば常に最新のOSとなっているこの利便性は、私は他に見たことがありません。クラウド特化OSならでは、ですね。いまは端末とOSがつながっていますが、これからOSだけ切り離していくのかどうか、今後に注目。


このChromebookは端末自体の動きがサクサクなので、あとは接続回線さえ速ければストレス無し。特に出先では、開けばすぐネットに接続しブラウザが目の前に出てきて素早く使え、使い終わったらすぐ閉じることができるというのは本当に便利。ネットやクラウドを使うには非常によい端末、とても氣に入りました。Googleが時間をかけて作り上げただけあって、軽量高速高性能クラウド端末、良いです。今後端末のデザインも高級感あっておしゃれになることを熱望!
アプリも多種多様で、増えています。しかしもっともっと増えて、選択肢が広がることを願ってやみません。



これまでタブレットBluetoothキーボードを頻繁に持ち歩いていましたが、このChromebookMacBook Airが手元に来て、状況が変わりました。持ち歩きやすくよく動くこれらのノートパソコンはいまや必携に近くなっています。そうなると、10インチクラスのタブレットを同時に持ち歩くのが「重い」。そこで、軽量コンパクトな7インチタブレットがほしいのですが、いまのこの時期、Ice cream sandwichの足音が聞こえてきているのでしばし我慢。その代わり、SONY Tablet P(コードネーム S2、5.5インチ×2 デュアルディスプレイ、クラムシェルタイプ)と5.3インチのGalaxy Noteを買うことでしのぎ、Ice cream sandwich搭載のハイエンド7インチタブレットが出てきたら即買い、これで行こうと考えています。
また、自宅ではMac miniとオーダーメイドハイスペックPCを今後導入する予定。そして、Chrome OSのセットトップボックスが登場次第、いきます!



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(追記)9月16日記載


当初はキーボード操作では英字・かな変換ができませんでしたが、いつの間にかできるようになりました!


「ctrl」+「space」


これでOK!やった!!