自然な存在となった、新しいiPad

発表当日にアップルのオンラインストアで注文した新しいiPad
発売日に無事到着しました。


やりたいことがいくつか出てきたので、発表前から購入を決めていました。


届いてすぐに開封の儀。


箱にぎっしり入っています☆



同梱物はこれだけ。










プリインストールされているアプリはこの一面ですべて。写真がピンボケになってしまい恐縮です。
上から順番に、
メッセージ、カレンダー、メモ、リマインダー、
マップ、YouTube、ビデオ、連絡先、
Game Center、iTunesApp Store、Newsstand、
FaceTime、カメラ、Photo Booth、設定、
Safari、メール、写真、ミュージック。



↑初代iPadで使っていたアプリをそのまま入れ込んで、ホームを整頓している最中の写真。
200個くらいあったので、ひとまずフォルダを作って整理して、そのあとに絶対使わないであろうアプリを削除。この作業がかなり時間かかりました。それでも150個以上まだ残っているので、少しずついらないものを見極めて取捨選択していこうと思います。



基本的にデバイスは何もつけずに裸のまま使用するのですが、10インチクラスのタブレットは、アクティブに使うために蓋のあるケースが必須。鞄からサッと出してパカッと開いて使用、使い終わったらパタッと閉めてサッと鞄へ。この活発でスムーズな動きをしたい。いろいろ探した挙句、和風でかっこいいケースを見つけたのですぐに購入しました。
http://www.my-wasabi.com/?wsb=iPad%2C34%2C0366&lang=ja
これをアマゾンで探して注文。







本当は5,040円のところを、限定特価だったのか何なのか、幸運にも1,588円で購入することができました。
「初代iPad専用で、iPad2や新しいiPadでは使えません」と書いてあったのですが、この形式ならきっと使えるはず、と思い買ってみたところ、全く問題なし!

シリコン吸着シートがついており、そこにiPadの背面を当てるとピタッと吸着します。固定力強し。簡単に脱着できるので便利です。
作りはしっかりしており、手触り良く、かっこいい、スタンドにもなって便利。初代iPadの純正ケースのような使い勝手。とても氣に入りました。これで安心して持ち歩けます。







<使用感>
新しいiPad、一番の特徴は何といってもRetinaディスプレイとグラフィックスの向上。ゲームはわからないので動画で試てみました。


YouTube






非常に綺麗で、引っ掛かりなく映像が流れていきます。私はあまりスマートフォンタブレットで映画を楽しんだりはしないのですが、この大きさでこの美しさなら観てもいいかも、という氣になります。


●マップ
もうOpenStreetMapに変わったのかと思っていましたがまだGoogleマップでした。iPhotoのマップがOpenStreetMapになっている模様。iPadGoogleマップ、さらに動きが速く滑らかになっています。Wi-Fiで使っていることもあるのか、現在地をドンピシャで取得しました。移動時の追従性はまだ試していませんので試したら追記いたします。Wi-Fi版なのでAGPS非搭載ですから、たぶん追従性はあまりないと思いますが、Wi-Fiから位置を拾ってどこまでいけるか。
機能的にはさほど変化なし。解像度あがった分、とても綺麗な表示。しかしマップはandroidにはどうしてもかないませんね。仕方がありません。


Safari
タブが使えるのと、ページの共有としてリンクをTwitterへ投げることができるのがありがたいです。ここに、webクリップの保存ができるようEvernoteも追加してほしいところ。
タブは、並んでいるタブの順番をドラッグアンドドロップで簡単に変更することができて便利。
マルチタッチの精度はさすが。
文章を最大に拡大してもフォントが非常に美しい!

Retina良いです、Retina


Twitter
iPad用公式アプリ、これに驚きました。メンションやリンクなどを開くと、とても動きのあるカラム的な表示が右側に出てきて楽しい。フリックして閉じるなど、イメージ通りの直感的な操作。いままで公式アプリはandroidでもパソコンでもたまにしか使わなかったのですが、iPadでは公式アプリの使用頻度が増しそうです。androidタブレット版も同じものを出してほしいですね。


●カメラ
写真撮影


まあまあ、ですかね。
iPad2ではおまけ程度だったカメラから、だいぶマシになった感。


ジェスチャー操作
 1.4本または5本指でピンチ(指を開いた状態からすぼめるような動作)→ホーム画面に移動
 2.4本または5本指で上にスワイプ→マルチタスクバーを表示
 3.4本または5本指で左右にスワイプ→起動中のアプリを切り替えて表示
非常に簡単な操作なので、慣れればとても便利。
ホームボタンへ指を持っていくまでもなく画面上でササッと操作できるので、素早く次の作業へ移ることができます。捗る!特に左右スワイプでのアプリの切り替えが一番氣に入っています。


マルチタスクiCloudなども当初から比べるとだいぶ良くなり、使いやすくなってきています。しかしiCloudはまだまだ不十分。どんどん高まってもらわなければなりません。


●二〜三日持ち出し使ってみて感じたこと
まず、さほど「重い」と感じなかったのが意外でした。652g。iPad2より51g重く、初代より28g軽い。手に持つと少しずっしりくるにはくるのですが、初代iPadandroidタブレットの初代XOOMよりは確かに軽い。軽量なケースを手に入れたのも大きい。解像度・グラフィックスが向上した分バッテリー消費が大きくなり、それをカバーするためにバッテリー容量を2倍まで大きくした様子。それを考えると、たったこれだけの重さ増で済んで良かったな、と。新iPadは500gを切ってほしい!とずっと思っていたので発表時は残念に思いましたが、実際に使ってみると私は平氣でした。


そして、重さの問題を打ち消すほどの快適さがありました。

見た目も動きも非常に綺麗で滑らか、きめ細やか!
そして、輝度をあげても目が疲れにくい。Retina効果なのでしょうか。すごい。


何をするにもとにかく滑らかでストレスレス、タッチレスポンスの良さはピカ一。初代iPadのころからサクサクのヌルヌルでしたが、iPad2と比べても格段に良くなっており、氣持ち良くなってしまうほど極めて滑らかに動きます。解像度・グラフィックス向上とともにメモリが1GBに増えたこともかなり大きいようです。iPad2までは大胆でダイナミックなイメージでしたが、新しいiPadはダイナミックさも備えながら「大胆かつ繊細」になった印象。このバランスがとても心地良くさりげない。「自然なるもの」を感じます。そこにあるのが当然、それを使うことが自然。使えば使うほど、その違いを思い知っていきます、じわじわと。画面が綺麗になった、それだけではない。良い相棒を手に入れた感触。これは、店頭でのタッチアンドトライなどではなかなか感じ取れない部分ではないでしょうか。


巷で噂の発熱問題は、まあ多少ほんのりしますがMacbook Airの発熱には全くかないませんね。たいしたことありません、私の使い方だと。


バッテリー持続時間、ネットつなぎっぱなしでもだいたい9時間はもつようです。
完全放電からフル充電までは6時間程度はかかる様子。バッテリー容量が増えた分、長くなりました。










<今回iPadを買った理由>
iBooks Authorでいろいろ作って試したい
iPadからMacにリモートログインして使いたい
この2点が最大のポイント。


iBooks Author
MaciBooks Authorを使ってiPad電子書籍の可能性をいろいろ試し広げていきたいと考えておりまして、勉強しながら徐々に進めていく予定です。みなさんに公開できるようなものを生み出せますように・・・


Macへのリモートログイン】
理想はMac OS搭載のiPadなんですが、そんなものは登場しない!ならばリモートログインで少しでも近づこう!と、仕事をがっつりサクサク進めるために考えました。
仕事柄デスクトップ環境が無く、立ったり座ったり、あちらこちらへと動きが多い。プレゼンしたり、立ったまま人と対面して資料などを見ながら話し合ったり説明したりすることがよくあるのでMacbook Airでは無理があります。タブレットの軽さや機動力が重要。そこで、リモートログインで何とかしよう、ということになりました。


もしくは、Chrome OS搭載iPad!でも良いのですが、そんなもの出ません!(笑) せめてブラウザのChrome for iPadが出れば非常にうれしいのですが、出ませんかね・・・もちろん拡張機能が使える形で。とても欲しいです。


以前はMacをもっていなかったので、リモートログインはWindowsへのアクセスでLogMeIn、 PocketCloud、TeamViewerの三種類を使ってきました。それぞれ一長一短で状況に応じて使い分け。使う端末やOS、アプリの組み合わせ方によって様々な違いがあるので、自分に一番合う組み合わせを見つけるまで骨が折れます。
去年からMacを使うようになり、新しいiPadからMacへのアクセスとなればもっと最適なものがあるかもしれない、と思っていろいろ試してみました。そして今回一番レスポンスが良かったのが「Splashtop」というもので、これが「一番速い!」という結果。他のものは日本語入力がうまくいかなかったりレスポンスが遅かったりと、何かしら面倒な部分がありました。


●Splashtop
有料450円。
(当初Splashtopは無料版と記載しておりましたが、それは私の思い違いで、リモートログイン用は有料版しかありませんでした。大変申し訳ございません、訂正いたします。ちなみにSplashtop Proという無料アプリがありますが、これはグループ共有アプリ。)
チュートリアル




念願のマルチウィンドウ!動作がとても滑らかで速いのが魅力的。タッチレスポンス快適。
画面右下の矢印をタップするとキーボードが現れます。

問題なく日本語入力できます。


縦型にすると上側6割くらいにパソコン画面を表示。
iPadから夜フクロウでツイート可能。


なかなか良いものを見つけました。
リモートログインではこのSplashtopをメインにしてガツガツ使おうと思います。





【ブラウザ】
普段からブラウザを激しく使うのですが、モバイル版Safariではどうしても役不足
以前はなかなか良いものがありませんでしたが、ついに強そうなブラウザを見つけました。


iPadでは次のブラウザたちがメインになりそうです。

右から、
・Atomic Web
Maven
・Duet Browser
の3つ。



●Atomic Web
無料版Liteもありますが、さらに多機能な有料版がたった85円だったので有料版を購入。








このブラウザは以前からあったようですが、進化した模様。
表示が速い、そして、とにかく設定でいろいろカスタマイズできるのがすごいです。これはうれしい!
特に、デスクトップ表示(非モバイルビュー)にできるのが個人的に非常にありがたいところ。さすがに完全なデスクトップブラウザ化まではいかないので、ものによってはモバイル要素が若干残る部分もありますが、かなりデスクトップに近づきます。
ページの共有では、メール、FacebookTwitterへ投げることができます。
また、webクリップをEvernoteへと共有することができない代わりに、ローカルへwebクリップを保存することができます。後でオフラインで見ることができるので、これもありがたい。
また、画面上部にある検索窓では、検索サイトをメニューの中から簡単に選択することができて便利。



Maven
デュアルウィンドウなブラウザ其の壱。
有料で170円。




基本がタブ機能。タブを複数作ると、その中から2つのページをデュアルウィンドウで表示させることができる、という形式。ランドスケープでも縦型でも二画面は縦割り。
タブをサムネイル表示可能。サムネイル表示・非表示は写真右下の三角アイコンをタップして切り替え。



Thinkpadを思わせる赤いTrackpadは、上下左右のスクロール操作用。

円の中心から赤丸を上下左右にドラッグさせ、その度合いでスクロール速度を調節。特に縦持ちしながら閲覧しているときには指を大きく動かす必要がなく非常に便利。
一画面・二画面の切り替えや赤いTrackpadの表示・非表示は、下の2つの写真を見比べるとおわかりいただけると思うのですが、アイコンをタップするだけのワンタッチで切り替えができます。


また、画面の下端にある★印に触れるとダイヤルが現れ、GoogleGmailFacebookTwitterAmazonなどの選択肢があり、ダイレクトにそれらのサイトへ飛んでいくことができます。

さらに、画面の上端にある太陽のような印に触れるとダイヤルが出てきて、画面の輝度を簡単に調節できます。


ページの共有機能でメール、TwitterFacebookなどへ投げることができます。


このブラウザも、モバイルビュー表示ではなくデスクトップ表示に変えることができます。


このように、Mavenブラウザはとてもアクティブに動いてくれます。素晴らしい!



●Duet Browser
デュアルウィンドウなブラウザ其の弐。
無料版は広告あり。広告のない有料版250円を購入。


こちらは基本がデュアルウィンドウで、各ウィンドウごとにタブを使えるのがとても幸せ。ガツガツいけます!ありがとうと言いたい。
ランドスケープでは縦割り、縦型では横割り。
共有機能でwebクリップをEvernoteに保存できるのでうれしい。


また、このブラウザでうれしいのは、真ん中の仕切りをドラッグすることで簡単に二画面の大きさの比率を変えられること。




さらに、タブをタップすると簡単に一画面表示に切り替わります。


タブをもう一度タップすると二画面に戻ります。


このブラウザも作業が捗る!




これら3つのブラウザは、それぞれがとても良くできていて動きが良いので、スリートップとして活躍してくれそうです。
ただ、それぞれを使い分けるのが面倒なので、3つの良いところを合わせてひとつになったブラウザが出てきて欲しいです。







<まとめ>
目的があって新しいiPadを買いましたが、正直、買って良かったです!
これほど洗練され、美しく滑らか、快適安定動作でガツガツ動いてくれる、持っていてうれしさと心地よさを感じる端末はなかなかありません。大胆かつ繊細、自然なる存在感をもった新しいiPad。絶妙なバランス。側にいて欲しい逸品です!
まだまだたくさん使いたいもの試したいものがあるので、徐々に進めていきます。