RoBoHoN @東急プラザ銀座

昨日時間があったので、
東急プラザ銀座7Fに期間限定で設置されているSHARPのRoBoHoNブースに行ってきました。

ディアゴスティーニのRobiくんを生み出したロボットクリエイター 高橋 智隆氏。
彼はかねてより、「ロボットを携帯する世の中に」と話していました。
果たしてどのようなものを作るんだろうとあれこれ妄想していたのですが、去年の10月にRoBoHoNが発表され、なるほどそうきたか、と思ったものです。
Robiくんを小さくして、スマホと融合させたようなスタイルを、SHARPとタッグを組んで実現。


RoBoHoN公式サイト
https://robohon.com/special/

RoBoHoNコンセプトムービー

CEATEC 2015RoBoHoN実演
https://www.youtube.com/watch?v=Edl9ZaCECa8


●スペック


・身長 約19.5cm
・体重 約390g
・通信方式 3G/LTE/Wi-Fi(802.11b/g/n 802.11nは2.4GHzのみ対応)
・CPU MSM8926 1.2GHz(4コア)→2013年に出されたSnapdragon 400
・ディスプレイ 約2.0インチ(QVGA
・基本機能
 通話・メール・アプリ・検索・カメラ・プロジェクター・
 音声認識・顔認識・歩行・起き上がり


OSは、Androidをカスタマイズしたものを使っています。







日常に溶け込み、常に持ち歩いてそばに居るイメージ。


●基本機能詳細
・機能1 電話です。
  通話・ハンズフリー通話も
・機能2 メールできます。
  メールやアプリが使える
・機能3 歩きます。
  歩行や起き上がり、ダンスなど
・機能4 話がわかります。
  音声でかんたん操作
・機能5 あなたを覚えます。
  顔認識で人を識別
・機能6 カメラマンです。
  写真やムービーを撮影
・機能7 ミニシアターです。
  プロジェクターで写真や動画を投影
・機能8 盛り上げます。
  音楽やゲームも楽しめる





お姉さんがRoBoHoNを取り出し、起動してくださいました。


実際に動いているのを見ると、思っていたよりとてもコンパクトで、関節の動き滑らか。
プロジェクターがついているのが非常に好印象で、コミュニケーションを広げ、活躍してくれそうです。少なくとも30〜40インチくらいまで大きく映せるようになる模様。
このデモ機は結構古いバージョンで、最新バージョンはずっと精度があがっており、音声認識は自分の顔をRoBoHoNの耳元まで近づけなくても認識できるそうです。認識できるコマンドやことば、機能の数も増えているとのこと。


スマホウェアラブル機器のボイスコントロールや音声アシスタントに対して、人前で声を出して話しかけるのには抵抗があっても、RoBoHoN相手ならつい話しかけたくなるのではないか、ということをよく高橋氏は話しています。
小さくかわいらしいので、確かにどんどん話しかけてコミュニケーションを取りたくなります。


しかしそれも、RoBoHoNの機能や反応が多彩でなければ、すぐに飽きられてしまいます。
RoBoHoNをひとつの携帯ロボットプラットフォームとして、SDKなどをしっかりと出し、多様な開発者のみなさんにアピールし、広くアプリを取り込んでいく必要があります。
「ココロ」を動かして。
ここが大きな鍵になると考えています。
日々の生活や仕事を心強くアシストしてくれるところまで高まっていってほしいですね。



発売時期は未定ですが、7月くらいを目指しているそうです。
価格も未定。せめて現在のスマートフォンと同じくらいだとありがたいです、とお伝えしました。
RoBoHoNを購入しようと思っているので、安いとうれしいところ(笑)

発売が楽しみです!