3D VIERA、3Dパソコン 体感!

3D映画『アバター』をRealD方式、3DIMAX方式の2方式で計3回観てからというもの、
3Dものが非常に欲しくなっております。

最近話題のパナソニック製3D VIERAが、自宅から一番近いヨドバシカメラにも設置してあり体感できる、
ということで行ってまいりました。




連休明け平日の日中、ということでガラガラ!
すぐに試聴することができました。



54型と50型が2台並んでおりました。
少し離れた場所にも54型が1台あり、計3台で試聴が可能。




肉眼で見ると何重かにぶれて見えます。


3D VIERA プラズマ 54V型
【フレームシーケンシャル方式】
左右の眼の映像をそれぞれ1秒間に60コマ、計120コマを交互に高速再生。
その映像を各コマと同期して、交互に開閉する専用の3Dグラスで見ることにより、
視差による立体感を脳が認識し、3D映像を楽しむことができる。


フル・ブラックパネル
フルハイビジョン
コントラスト比 500万:1
動画解像度 1080本



3Dグラス(メガネ)


非常に大きくてごついですね。
まわりの囲いは本来メガネには付いていないものなので、まわりの光を少し遮るために囲っているようです。
固定してあり、触らないように、とのこと。重さや掛け心地などを試すことはできませんでした。



では、メガネをかけてみましょう。



雄大大自然の風景>
 写真から輪郭に沿って切り取った山々などをいくつも並べて立体感を出している、
 そんなようなニュアンス、とでもいいましょうか。
 薄っぺらい立体感でした。



<人物や建造物、列車の風景>
 こちらはなかなかよい立体感です。
 ただ、大画面でアバターを観た経験から、とても人が小さく感じられ、
 目の前に小人たちがいて動いている、そんな感覚を覚えました。
 それはそれでおもしろかったです(笑)。



石川遼選手のゴルフの様子>
 こちらは少々平面的であまり3D感がありませんでした。



このテレビで採用している方式により、全体的に少し暗く見えてしまうのは仕方がないところですね。
つくりやすく比較的安価で出せる方式なので、メーカーは、何を重視するか、という選択が大切になります。



さて、ここまで見て、強く感じたことがあります。


①3Dは、かなりの大画面でないと満足できない
②テレビの性能も重要だが、撮影したカメラやその他機材、そして映像ソフトの質によって
 3D体感の質は大きく左右される
③3Dテレビの質を判断するとき、映像ソフトは『アバター』など質の高いソフトを使って比較したほうが
 判断しやすい


これを知ることができたのが今回の最大の収穫のように思います。



【①3Dは、かなりの大画面でないと満足できない】

 3Dを見るには54型でもまだまだ小さく感じます。
 しかし、そのような大きなテレビを設置して、
 十分な距離を取ってゆったりそれを楽しむことができる家・部屋などそうそうないですよね。
 そんなところから、『3Dプロジェクター』がよいと考えております。
 しかし、まだ製造・販売されているのは世界でもほんのわずかしかありません。
 体感していないのでどんな具合かわかりませんが、まだ性能はあまりよくはないのではないか、と推測。
 構造的にも3Dプロジェクター製作はなかなか難しいそうですが、今後の開発・進化に期待しております。
 安くて性能のよい、高画質3Dを大画面でゆったり楽しみたいものです。



【②テレビの性能も重要だが、撮影したカメラやその他機材、そして映像ソフトの質によって
 3D体感の質は大きく左右される】
【③3Dテレビの質を判断するとき、映像ソフトは『アバター』など質の高いソフトを使って比較したほうが
 判断しやすい】

 3Dの映像ソフトとそれを製作する3Dカメラ、機材、技術etc.・・・
 ここは非常に重要です。
 今回の試聴用映像を見て、映画『アバター』の質の高さを改めて感じました。
 アリスやタイタンをまだ映画館で観ておりませんが、どんどん上質の作品が増えていってほしいですね。
 また、それを使って、3Dテレビ、3Dプロジェクターの質の判断をしたいところです。







3D VIERAを体感したあと、店内をぶらりとしたところ、
見つけてしまいました!

ちょうど、3Dパソコンも欲しいよなあ、と考えながら歩いていたときだったので、
このタイミングでの遭遇に思わず笑ってしまいました。



メガネはこんな具合で、3D VIERAのものよりシンプルで軽いです。



では、かけてみましょう。


パソコン上で流れていたのは3Dゲームの映像でした。
正直、何も驚きがなく、残念さが・・・映像ソフトの影響も大きいと思います。
設置するお店側も用意するソフトには工夫と努力が必要ですね、印象が全く変わってくるはずです。
売上や評判にも相当影響してくるのではないでしょうか。


パソコンでも3D製品は多く出てきそうですが、どうしても画面は小さくなります。
画面が小さくても十分に満足ができて堪能できるソフトやサービスが重要になってくるでしょう。




これから多くのメーカーが3D製品を投入してきますので、しっかり見て選んでいきたいですね。
願わくは、メガネをかけなくても高画質で大迫力な3Dを安価で!ですが。。。