android電子ペーパー端末 alex タッチ&トライ ワイヤレスジャパン2010(訂正&追記あり)

今回ワイヤレスジャパンに行っての一番の収穫は、このalexに出会ったことかもしれません。


Spring Design製『alex』





↓形は『Nook』という電子ブックリーダーに似ています。




Spring Design社の公式サイト
https://www.springdesign.com/us/index.action
このサイトに、
Alex DS-10 - WiFi 802.11b/g (Shipping NOW!)
Alex DS-11 - WiFi 802.11b/g + EVDO/CDMA (Available this summer)
Alex DS-12 - WiFi 802.11b/g + HSPA/GSM (Available this summer)
と書いてありました。



本体のカラーバリエーションは黒と白の2種類。






6インチの電子ペーパー部分は白黒表示。ビューワーですね。
目にやさしく、とても読みやすいです。
フォントサイズの変更も可能。




ポイントは、下側のandroid
3.5インチ タッチパネル。

android1.5が入っています。





基本的に素のままのandroidが入っていますので、普通にandroid端末として使えます。
デュアル画面なので、上の電子ペーパー部で電子書籍を読みながら下の液晶ではブラウザを使って調べ物をしたり、メールしたり、音楽を聴いたり、twitterでつぶやいたりすることが可能!
動画も見ることが出来ます。
逆に、電子ペーパー部分にブラウザの表示をさせることもできます。
書籍やブラウザなどは上下の画面で同じ内容を同時に表示することも可能。


電子ペーパー部は下のandroid画面で操作、ページ送りは左右の端についている『<』『>』ボタンで操作。
動作は上下画面ともなかなか滑らかでよい感触です。
重量310gと、非常に軽いのも魅力。片手で持つことも可能。


↓こちらの動画がとても分かりやすいです。
First look at the Alex eReader Google Android-based ebook device

非常に面白い端末ですね。



(以下、若干修正と追記あり
画面が2つあることで出来ることが増えます。
感覚としては、下手にいじっていない純粋なandroid電子ペーパーが合体し機能が拡張した端末、という印象。
今後、androidのバージョンもアップさせていき、電子ペーパー部も進化していくとのこと。
ある種のタッチパネル、手書き認識(英語のみ)対応になるようです。
本に手書きメモや手書き認識させたメモが可能になるかもしれません。
カラー化は電子ペーパー(EPD)では難しい模様。
電子ペーパーならではの見やすさ読みやすさはそのままで多機能化していく、というのは、電子ペーパーとして素敵なスタンスです。
正直、とても欲しくなってしまいました(笑)。



★★★
※当初、電子ペーパー部が今後は液晶になる、と記載しましたが、液晶にはならない、とのことです。訂正いたします。
失礼いたしました。





日本から来月8月発売、複数の販社や代理店から、3万円を切る価格で登場するそうです。
楽しみがまた増えました!


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(さらなる追記)


・今後FLASHに対応するためandroid2.2(Froyo)以上になる模様。
・CPUはCortexシリーズ NEON搭載のものに変わり、パワーアップ。
・来年初め(CES辺りか?)に発表あるいは発売予定。
・3G標準装備になる可能性あり。
 3Gモデル、及び、3Gが標準装備された今後のモデルは、国内販売するかどうかは未定。



欲しいですよね、このデバイス
新版も日本で発売してほしいものです!