ドコモのスマートフォン 【 LYNX 3D SH-03C 】 タッチ&トライレポート

11月8日にドコモから新たに発表されたスマートフォン4機種。
発表当日にドコモ スマートフォンラウンジで触ってきました。


REGZA phone T-01Cに関してはこちらをご覧ください。
ドコモのandroidスマートフォンREGZA phone T-01C 】 タッチ&トライレポート 其の壱
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20101109/p1
ドコモのandroidスマートフォンREGZA phone T-01C 】 タッチ&トライレポート 其の弐
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20101110/p1



今回は残りの3機種についてご紹介。


まずは 【 LYNX 3D SH-03C 】から。


<主な仕様>
●CPU:Qualcomm QSD8250 Snapdragon 1GHz(第一世代snapdragon)
●寸法:高さ 約 123mm×幅 約 62mm×厚さ 約 13.4mm
●質量:約 140g
●3G連続待受時間(静止時[自動]):約 410時間、GSM連続待受時間(静止時[自動])−−
●連続通話時間(3G/GSM) 約 270分/−−
●連続テレビ電話時間:−−
●ディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類/発色数) 約 3.8インチ/横 480ドット×縦 800ドット・ワイドVGA NEWモバイルASV液晶/65,536色
●外部メモリー(最大対応容量):microSD(2GB)、microSDHC(32GB)
●カメラ機能(有効画素数/記録画素数):顔優先AF CCDカメラ(約 960万/約 950万)
●OS:Android 2.1(2011年春に2.2へバージョンアップ予定)
●ボディカラー:Pure White、Fairy Blue、Ink Black
●主な機能:ワンセグ、WORLD WING(3G)、FOMAハイスピード(下り最大7.2Mbps、上り5.7Mbps)、GPSBluetooth無線LAN、spモード、おサイフケータイ ほか
●2010年12月発売予定


3D表示が可能な3.8インチ液晶を搭載、3D対応のゲームや動画をプリインストール。
カメラは1つのみ、本体を横に動かしながら撮影することで3D画像を生成。ソフトウェア処理により2D画像を3Dに変換。2Dと3D表示のワンタッチ切替が可能。
シャープの画像処理エンジン「ProPix」により、暗い場所やよく動く被写体も鮮明に撮影。顔検出、チェイスフォーカス、シーン自動認識など「AQUOS SHOT」シリーズでおなじみの機能も多数。動画はHDサイズ(720×1280ピクセル)の撮影も可能。


Blu-ray Discレコーダーで録画した番組をSH-03Cに転送して視聴できる連携機能や、SH-03CのデータをAQUOSなどの対応機器へワイヤレスで転送できるDLNA機能。
名刺リーダーや情報リーダー、国語・英和・和英辞書搭載。










アプリ








このSH-03Cと同じシャープ製で3D対応androidの【ソフトバンク GALAPAGOS 003SH】という機種があります。
↓詳しくは下記にて
ソフトバンク発売のandroidGALAPAGOS 】2機種 003SH、005SH
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20101105/p1
ソフトバンク発売androidGALAPAGOS 003SH 】タッチ&トライ レポート 其の壱
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20101107/p1
ソフトバンク発売androidGALAPAGOS 003SH 】タッチ&トライ レポート 其の弐
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20101116/p1


2機種の違いとして、本体下部のボタンがSH-03Cは4つ、003SHは3つ。
2機種ともスペックはかなり似ています。
大きな違いはSH-03Cがandroid 2.1で003SHが2.2であること(SH-03Cも来春には2.2へアップ予定)、SH-03Cが第一世代のsnapdragonで003SHが第二世代のsnapdragonであること。
あとは、UIが少々違っている、本体の形がSH-03Cは丸みがあり、003SHは四角ばっている、という感じです。



SH-03Cに戻りましょう。



モデル番号:SH-03C
ファームウェアバージョン:android 2.1-update1
ビルド番号:PA275.00.01.05
ちょっと変わったビルド番号ですね。




シャープ製のため、おなじみになってきたiWnn IME SH-editionを搭載。
やはりキーが小さいので打ちづらい・・・
写真を撮り忘れたので、003SHのを載せておきます。


カメラ(写真用)


3D写真撮影が可能。




ビデオカメラ







プリインされている3D動画



「3Dの飛び出し度」を調節することで強さ調節可能。

試してみましたが、あまり変化を感じませんでした。



3D⇔2Dの切り替えは左上のアイコンにてワンタッチで切替可能。


SH-03Cでの3Dものは003SHとほぼ同等レベルで、基本的に目が痛くなります。
プリインの3D動画が一番まともでした。
先述のソフトバンク GALAPAGOS 003SHは奥行き浅く飛び出しメインの3Dでしたが、このLYNX 3Dは飛び出しより奥行きメインの3D、という印象です。GALAPAGOSよりはまだまともな3Dを味わうことができます。
ちょうど良い角度からだと何とか3Dを感じることができます、が、長時間になるとやはり目が辛くなります。
おもちゃレベル。
裸眼3Dはまだまだ進化がほしいですね。
カメラでの3D写真撮影は、1秒くらいの時間の間に本体を横にスライドさせながら撮影。
これによって他角度からの映像を取り込んで3Dに仕上げるのだと思います。
何度か試しましたが、これは全くお遊びにしかすぎない仕上がり。
慣れれば普通に見れる、という方もいらっしゃいますが、私が見る限りではマイナスな印象をもっている方が多いように見受けられます。


ギャラリー


【操作感】
基本動作は、若干003SHよりは良さそうな氣もしますが、やはりもっさり(SH-03Cがandroid 2.1の第一世代snapdragonで、003SHが2.2の第二世代snapdragonであるにも関わらずこの結果)。
ブラウジングもサクサク感はなく、スクロールは並。
マルチタッチは003SH同様、レスポンス悪く動きが遅いです。追従性に乏しい。




シャープ製のandroidスマートフォン、新作をキャリア3社とも試したわけですが、悲しい結果ですね。
IS03は先日の調整で誤動作が無くなりだいぶ良くなりましたが。
SH-03C、003SHは基本動作が遅くていけません。
発売までの調整を大いに進めてほしいものです。





残りのドコモ スマートフォン2機種についてはこちら
ドコモのスマートフォン 【 Optimus chat L-04C 】【 BlackBerry Curve 9300 】 タッチ&トライレポート
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20101111/p2