ソフトバンク発売android 【 GALAPAGOS 003SH 】タッチ&トライ レポート 其の弐

遅くなりましたが、【 GALAPAGOS 003SH 】タッチ&トライの続きです。





【カメラ】


有効画素数約960万画素/CCD(AF・静止画手ブレ補正対応)
2D画像を3Dに変換する機能
本体を動かしながら3D写真を撮影する機能
HD動画(720×1280ピクセル)撮影可能





各種機能メニュー





少々変わったカメラ機能のUIです。
大きなアイコンがすっきり並んでいるので、わかりやすい、といえばわかりやすいでしょうか。
ただ、画面がカメラから完全にこのアイコン表示に切り替わるので、画面遷移するのが使いやすいと感じるかどうかは人それぞれかもしれません。
私は基本的に、操作上の完全な画面切り替わり・画面遷移は少ないほうが望ましいと考えています。



機能の内容はドコモ発売予定のSH-03Cとほとんど同じです。
↓(参考)ドコモのスマートフォンLYNX 3D SH-03C 】 タッチ&トライレポート
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20101111/p1


ちょうど、同じSHARP製のSH-06A(10MピクセルCCD)を持っているので機能内容を見てみると、003SHやSH-03Cにも大体同じ内容が引き継がれています。
充実していますね。



ギャラリー






【3D機能】
目玉機能のひとつ、裸眼3D対応。
ホーム画面で3D表示可能(3D対応壁紙の場合)。


画面左下の「2D/3D」のアイコンをタップすることで2D⇔3Dの切替が可能。
ちなみにこのお父さん犬はライブ壁紙で動きます。
ほぼ同じ内容のドコモ シャープ製androidスマートフォンLYNX 3D SH-03C 】では、ホーム画面の3D表示は対応しておりません。
(参考)ドコモのスマートフォンLYNX 3D SH-03C 】 タッチ&トライレポート
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20101111/p1


また、GALAPAGOSでは、3D静止画・動画コンテンツを見たり、3Dの静止画を撮影したり、2Dの画像を3Dに変換したりすることができます。




3D動画




3D写真撮影


この写真の表示のように、カメラを左から右へ横に動かしながら撮影します。
2秒前後の撮影時間内に横スライドさせます。

コツをつかめば3D写真撮影ができますが、その質は低レベルそのもの。買っても少し試してすぐ使わなくなりそうです。




GALAPAGOSは、基本的に奥行きよりも前に飛び出してくるタイプの3Dです。
その飛び出し度をある程度調節することができます。


調節を試してみましたが、多少の変化はあるものの大差無し。




これらの裸眼3D機能は、どれも、ちょうどよい角度からのみ3Dとして見ることができ、少しでもズレるとアウト。
すぐにとても目が痛くなります。
慣れれば大丈夫、という人もいらっしゃるようですが、様々な3D対応機器をたくさん試している私でも辛いものでしたので、万人が楽しめる質だとは言いにくいですね。
実用性に欠けるものと言ってよいでしょう。


先述のドコモ 【 LYNX 3D SH-03C 】では、飛び出しより奥行きある3Dとなっています。
しかし、それでも3Dの視野角は狭く、すぐに目が痛くなるレベル。
このGALAPAGOS 003SHよりはまだマシ、といったところです。




アプリの3D表示

指を動かすとくるくるアプリたちが動いていきます。
お遊び的要素ですね。おもしろい。






3D機能の質の低さやUIの使いにくさ、動作のもっさり感は何ともしんどいものでした。
GALAPAGOS 003SH、発売までどのくらい調節を図ってくるかにかかっていますね。
このままでは何とも痛く残念な端末となってしまいます。