プロジェクター搭載android 【 Samsung Galaxy Beam 】 を購入! 其之壱
以前からモバイルプロジェクターが欲しかったのと、使い慣れたandroid端末であることから、Samsung製のGalaxy Beamを購入する運びとなりました。
しかしながら、この端末を販売している国が非常に少なく、おそらくシンガポールくらいでしか販売されておりません。
そのため、なかなかネット販売しているshopが見つからず難儀しておりました。
よく利用する海外shopにダメもとで相談したところ、数ヶ月後に入荷。
早速購入手続きし、数日後に到着いたしました。
Samsung Galaxy Beamの詳細についてはこちらをご覧ください。
●Samsung Galaxy Beam 【プロジェクター内蔵 android端末】
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20100731/p1
では早速、開封から。
思ったより軽い!というのが第一印象。155g。
現在の私のメイン端末【Desire HD】164gよりも軽いのです。
これには驚きました。
プロジェクター内蔵なのでこの厚さは了解済み。
むしろこの程度の厚みで済んでありがたいところです。
バッテリー大きめ。
プロジェクター搭載ということで、1800mAhもあります。良い配慮ですね。
さすがsuper AMOLED、とても画面が鮮やかで綺麗です。
ホーム画面は全部で7面。
モデル番号: GT−I8520
ファームウェアバージョン: 2.1-update1
ビルド番号: ECLAIR
notificationバー。
Samsung Galaxyシリーズの標準的な内容。
アプリランチャー
既にいくつかアプリを入れてからの撮影になってしまいましたが、
プリインアプリは結構多め。
Internal phone storage
Available space: 1.81GB
【操作感】
動作速度は、まずまず。Galaxy Sよりは若干遅め。
アプリのランチャーやブラウザのスクロールなどはサクサクとしていてかなり速いです。
wi-fiはIEEE 802.11nに対応しているので、高速通信可能。
この辺もありがたいところ。
youtubeの動画を引っ掛かりなく視聴、プロジェクターで投影が可能。
マルチタッチのレスポンスはまずまず。
Galaxy Sよりほんの少し反応遅めですが、しっかり動きます。
それでは、この端末ならではの機能、プロジェクターを見てみましょう。
【プロジェクターアプリ】
左上のアイコン「Projector」でプロジェクターのオンオフ操作。一旦プロジェクターをオンにすると、手動でオフにするまではどの画面に遷移してもオン状態が維持されます。
Beamを操作している様子をそのままプロジェクター投影することができます。
二段目左の「Images」で、本体やSDに保存している写真をプロジェクターで投影。
二段目右の「Videos」で、保存している動画を投影。
三段目左の「Documents」で、保存しているドキュメントファイルを投影。
四段目左の「Visual presenter」で、その場でカメラにうつしているものをリアルタイムで投影。
本体と投影するスクリーンとの距離によって投影画面サイズを調節。
本体左側上部にダイヤルがついており、ここで簡単にピントを合わせることができます。
ダイヤルの下にボリュームボタン。
外の建物の壁をスクリーン代わりに試した限りでは、壁から6〜7m離れると画面は2m×3.5mくらいになりました。
そのサイズでもかなりはっきり映るので、なかなか強力なプロジェクターです。
まわりが暗ければ暗いほど、映像はくっきりと鮮明に映ります。
Samsung自慢のDLPプロジェクターを搭載したというだけあって、非常に出来が良いです。
また、本体下部にデュアルスピーカーあり。
このスピーカーの出力がなかなか大きく、クリアな音が出ます。
プロジェクター端末のため、HDMI端子は無し。
DLNA機能あり。
●Beam→他のプレイヤーへ
●サーバー→Beamへ
●Beam→サーバー→他のプレイヤーへ
という3方向のワイヤレスネットワーク接続。
Galaxy TabにもこのAllShareがプリインされていたので、BeamとTabとの間で繋いでみました。
まずは、Beam内の画像ファイルをTabで閲覧。
次に、Tab内の画像ファイルをBeamで閲覧。
もちろん、動画その他のファイル閲覧が可能。
AppleでいうところのAirPlay。
これは感動します。
感触は遠隔ログインに近いですね。
【プレゼンテーション用ツール】
本体右側に電源ボタンがあり、その下側のボタンを押すと、上の写真のようにプレゼン用のツールが出てきます。
一番左側の矢印アイコン「Pointer」を選択すると、ポインターが出現。
指の動きに合わせてポインターが移動。
ツール欄右の「Type」アイコンを選択すると、ポインターの種類が選べます。
ツール欄ポインターアイコンの右隣の「Pen」を選択。
画面上を指でなぞるとそれに合わせて線を書くことができます。
ツール欄右端をタップするとさらなるツールが出てきます。
「Color」を選択すると、Penで書く線の色を選ぶことが可能。
さらに、ツール欄「Thick」を選択すると、線の太さを変えることが可能。
これらのポインターやペンが表示されている間は画面がロックされ、ツール以外の操作ができなくなります。
また、これらのツールは、どんな画面のときでもボタンひとつで呼び出して表示させることができます。
簡単操作で使いやすいこれらのツールは非常によく考えられています。
感激いたしました。
とても力強い端末です。
もっとたくさんの国で売ってよいのではないでしょうか、Samsungさん。もったいないですね。
得ている情報によると、android 2.2へのアップデートはない様子。
さらにサクサクとした動作でFLASHなど使いながらプレゼンしたいところ、やはりもったいない。
後継機に登場してもらいたいですが、こういった特殊な端末は一世代限りが通例。
さらに進化した端末を期待したいですよね・・・
プロジェクターのデモ動画をYoutubeにアップいたしました。
カメラを固定し、Beam本体を手で持って撮影したため、少々揺れてしまいましたが、
どんな様子か、この動画で大体のところはお分かりいただけると思います。
【Samsung Galaxy Beam プロジェクターのデモ】
8Mピクセルのカメラ機能については次稿にて。
プロジェクター搭載android 【 Samsung Galaxy Beam 】 を購入! 其之弐
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20110119/p1