Honeycomb登場!デュアルコア搭載 Motorola製 androidタブレット 【 XOOM 】
遅ればせながら、明けましておめでとうございます!
本年も何卒宜しくお願いいたします!
さて、1月6日〜9日にかけラスベガスでCES 2011(Consumer Electronics Show、全米家電協会 (CEA)主催)が開催されました。
今春、android界では『デュアルコア(Tegra 2)搭載』、『Honeycomb(android 3.0)タブレット』、『4G、LTE対応』の3点が重要ポイント。
まずはHoneycombについて見てまいりましょう。
【android 3.0 Honeycomb】
CESにおいて、タブレットに最適化された android 3.0 Honeycomb がついに登場!
次の紹介動画で概要が把握できます。
Android 3.0 Preview
立体的な動きをする独創的なUIで、いままでのandroidとはかなり違った印象。
ウィジェット、ブラウザ、ギャラリー、Gmail、Youtubeその他、どれも大画面であるがゆえの見やすく使いやすそうな仕様。
物理ボタン無し、すべてタッチ操作。
タッチ操作でウィジェットを任意の面に簡単に設置できるUIです。
標準ブラウザでタブ表示ができるのも嬉しい限り。
BookmarkはパソコンのGoogle ChromeブラウザのBookmarkと同期してくれるとのこと。
ChromeのBookmarkをandroidに同期してくれるアプリはありましたが、ようやく標準ブラウザで対応してくれました。
Honeycombの機能はおそらく相互同期ではないか、と予測。
これは兼ねてより求めていた機能でして、大変有り難い!!
マルチウィンドウを期待しておりましたが、それはかないませんでした。
その代わりに、サイズの大きなウィジェットが搭載されています。
androidスマートフォンでもウィジェットをいくつか使っていますが、Honeycombタブレットではさらに多くのウィジェットを使うことになりそうです。
多数使っても十分なスペースの大画面となると、10インチが合う氣がします。
また、先ほどの動画や上の写真を見ると、Honeycombでのソフトウェアキーボードは、10インチクラスのタブレットを横型ランドスケープで使えばフルキーボードにかなり近いサイズ・キーピッチになると思われます。
appleのipad(9.7インチ)は横型で横幅を目一杯使ったキーボードにすることでほぼフルサイズを実現していて、非常に入力が快適です。私は初めて触ったときからブラインドタッチができました。
これらの動画や写真を見ると、androidタブレットでもそれと同レベルのキーボードがほしくなります。
私はipadとGalaxy Tabを持っているのですが、それぞれのできることできないことを相互に補完し活かし合ってくれて、良いバランスです。
そこで今度は、10インチクラスのタブレット最適化androidタブレットと、7インチ最適化iPadが欲しい、と。
7インチipadはおそらく出てこなそうですが・・・
「モバイルタブレット」としては7インチが最適・絶妙だと感じています。よって、Galaxy Tabは毎日必携。これより大きくなると氣軽に持ち歩きにくくなります。
しかし、Galaxy Tabはスマートフォン用のOSのままのため、タブレットとして物足りない・使いにくい部分があるのも事実。また、タブレットの機能や特性を存分に使うとなると、10インチクラスが最適。
多い日はGalaxy Tabとipad両方を持ち出しています。
ここに10インチHoneycombタブレットが加われば、さらに用途に合わせて選んで持ち出すことができます。特に、クラウドヘビーユーザーとしては、10インチandroidタブレットは待ち遠しい限りです。
Galaxy TabにもHoneycombがくるというSamsungの計画なので、7インチでどのようになるのか、こちらも楽しみ。TabはHoneycombがきて完成する、といったところかと。
次に端末を見てまいりましょう。
CESで各メーカーが多数の端末を発表しましたが、その中から選りすぐりのハイエンドandroid端末3機種をご紹介。
あれこれ比較して選んだ結果、すべてMotorola製となりました。
タブレットが1機種、スマートフォンが2機種。
本稿ではタブレットについてご案内します。
↓スマートフォン2機種については次稿にて。
デュアルコア元年到来!Motorola製 androidスマートフォン【 Atrix 4G 】【 Droid Bionic 】
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20110114/p1
【Motorola XOOM】
●サイズ(長さ×幅×厚さ):約249×167.8×12.9(mm)
●重量:約730(g) 3G対応ipadと同じ重さです。
●OS:Android 3.0 Honeycomb
●チップセット:NVIDIA Tegra 2 Dual Core
●CPU:1GHz
●通信方式:3G W-CDMA 2100/1900/850 MHz, CDMA2000 1900/800 MHz
4Gに第二四半期に対応予定・LTE 700 MHz FDD Band XIII
●ディスプレイ:TFT液晶、10.1インチ、WXGA(1280*800)
●タッチパネル:静電容量式(マルチタッチ対応)
10点認識、との情報がありました。やはり快適キーボード打鍵が期待できそうです!
●リアカメラ:5Mピクセル、CMOS、デュアルLEDフラッシュライト
●動画撮影:720p動画撮影、1080p動画再生可能、30fps
●フロントカメラ:2Mピクセル、CMOS
●RAM:1GB
●ROM:32GB
●Bluetooth 2.1+EDR、無線LAN Wi-Fi IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz/5.xGHz)
●GPS:A-GPS
●外部メモリ:microSD最大2GB/microSDHC最大32GB
●電池パック:リチウムイオン電池、容量不明、10時間動画再生可能
●HDMI 2.0,USB 2.0,3.5mm Audio Jack
●Gyroscope, barometer, e-compass, accelerometer
来月2月米国Verizonから発売予定。
Introducing MOTOROLA XOOM™(MotorolaによるPV)
XOOMでプロモビデオを再生しながら説明しているhands-on動画ばかり見かけ、各機能を実際にしっかりと操作している動画がなかなか見つからなかったのですが、ようやく発見しました。
Motorola XOOM tablet Verizon @ CES 2011 Running Honeycomb
この素晴らしい動作には思わず身震いしてしまいました。相当なサクサクっぷりですね。ウルトラハイパーサクサク!
Honeycombとの相性抜群な印象。
wi-fi版が4月に出荷予定とのこと。
wi-fi版か欧州版SIMフリー機の発売が待たれます。
ほぼ購入決定です(笑)。
Acer Iconia Tabの詳細がまだ明らかになっておらず、HTCのタブレット開発の噂があるものの詳しい情報が入ってきておりません。Samsungも来月、新端末を発表予定で、タブレット新作も出てくるかもしれません。
2月14日〜17日までバルセロナでMWCが開催され、各メーカーから続々発表があるはずなので、その様子を見ながら購入するものを確定しようと考えております。
待ち遠しいっ!!