今夏大注目android端末 【 HTC EVO 3D 】【 HTC Sansation 】(追記あり)

HTCは米国時間3月22日、フロリダで開催されたCTIA WIRELESS 2011において、Sprint向けの【HTC EVO 3D】を発表しました。HTC EVOの後継機となります。
続いて英国時間4月12日、ロンドンで開催されたHTCによるプレスイベントにて【HTC Sensation】を発表。これは、コードネームPyramidという名称でずっと話題だった端末です。


どちらも4.3インチ、1.2GHZデュアルコアSnapdragon、最新バージョンのHTC Sense 3.0、android 2.3.x(Gingerbread)搭載、というハイエンド機種。


それぞれの特徴・詳細を見てまいりましょう。




【 HTC EVO 3D 】


米Sprint向け

●コードネーム:Shooter
●サイズ(長さ×幅×厚さ):約126×65×12.05あるいは12.1(mm)
●重さ:約170(g)
●OS:Android 2.3(Gingerbread)
チップセットQualcomm MSM8660 Snapdragon
●CPU:1.2GHz デュアルコア
●通信方式:WiMAX IEEE 802.16e 2500 MHz, CDMA2000 1900/800 MHz
●ディスプレイ:TFT LCD、約4.3インチ、QHD(540*960)
●裸眼3D対応
●リアカメラ(2個):5MピクセルCMOS、デュアルLED、オートフォーカス
●動画撮影(2D):1080pHD動画(1920*1080)、(3D):720pHD動画(1280*720)
●フロントカメラ:1.3MピクセルCMOS
●USB:2.0
Bluetooth:3.0
無線LANWi-Fi IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz only)
●モバイルホットスポット機能(テザリング)もサポート。最大8台までのWi-Fi機器をインターネット回線に接続することができる。
●A-GPS
●RAM:1GB
●ROM:4GB
●外部メモリ:microSD最大2GB/microSDHC最大32GB
●バッテリー:リチウムイオン電池、1730mAh
●FMラジオ
HDMI(MHL)
DLNA
YouTube 3Dアプリ、「Blockbuster」アプリ(2D/3D映像をレンタルまたは購入することが可能)
Flash Player 10.2


今夏発売予定。
5月後半から6月ではないかと予測。


欧州版EVO 3D

●3G:W-CDMA(HSPA[HSDPA/HSUPA])
 2G:GSM(EDGE,GPRS


2011年の第2四半期に発売の模様。
UKのショップでは6月中頃に出てくると掲載あり。



なんといっても背面に存在感際立つ2つの3Dカメラが最大の特徴ですね。変態端末の仲間入り(笑)。
本体側面にあるスイッチで、簡単に2Dカメラ−3Dカメラの切り替えが可能。
ディスプレイは裸眼3D対応。解像度が高いですしどこまで使い物になるかは疑問なので、付録程度に考えておくこととします。どのメーカーも3Dは今後の技術向上と洗練に期待。


映像では3Dの具合がいかほどかわかりかねますが、悪くはなさそうな氣配。



さて、1.2GHzデュアルコア、とても強そうです。
SamsungのGalaxy SII も1GHzから1.2GHzへ変更され、いよいよ1.2GHzデュアルコアが主流になってきました。
バッテリーが1730mAhと大きめなのもありがたいところ。
RAMが1GBしっかりありますし、これはハイエンド端末といって間違いありません。
そして、一段とパワーアップしたHTC Sense新バージョン3.0。これがまた素晴らしい速さと体験を提供してくれています。
現在メインとして使っているDesire HDが非常に安定してサックサクに動いてくれていますが、その上をいくこの3.0、早く体感してみたいものです。


私はハイエンド機種と変態機種の二本立てで進んでいく方針なのですが、どちらの要素も兼ね備えたこのEVO 3Dを買わないわけにはまいりません。
必ずや欧州版をゲットします!!


auは一年前に登場したHTC EVOを今年の4月15日に発売しましたが、後継機EVO 3Dはどうするのでしょうか・・・売るべきだと思います。



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(追記)

EVO 3Dの発売が遅くなったため、他の新機種や新OSバージョンなどを鑑み、EVO 3Dは購入しないこととしました。

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【 HTC Sansation 】


qHDワイドスクリーン・Hi-Fiオーディオで『Multimedia Superphone』というコンセプト。


●コードネーム:Pyramid
●サイズ(長さ×幅×厚さ):約126.1×65.4×11.3(mm)
●重さ:約148(g)
●OS:Android 2.3(Gingerbread)
チップセットQualcomm MSM8260 Snapdragon
●CPU:1.2GHz デュアルコア
●3G:W-CDMA 2100/1700(IV)/900 MHz(HSDPA,HSUPA)
    Up to 14.4 Mbps download speed、Up to 5.76 Mbps upload speed
 2G:GSM 1900/1800/900/850 MHz(EDGE, GPRS
    EDGE:Up to 560 Kbps downloading
    GPRS:Up to 114 Kbps downloading
●ディスプレイ:SLCD、約4.3インチ、qHD(540*960)
●リアカメラ:8MピクセルCMOS、デュアルLED、オートフォーカス
●動画撮影:1080pHD動画(1920*1080)
●フロントカメラ:0.3Mピクセル VGACMOS
●USB:2.0
Bluetooth:3.0(対応プロファイル:AVRCP, GAP, GOEP, HFP, HID, HSP, MAP, SPP, SDAP)
無線LANWi-Fi IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz only)
●A-GPS
●RAM:768MB
●ROM:1GB
●外部メモリ:microSD最大2GB/microSDHC最大32GB
●バッテリー:リチウムイオン電池、1520mAh
●FMラジオ
DLNA
HDMI(MHL)
●USB / Wi-Fiテザリング
Flash Player 10.2


5月中旬にVodafoneが欧州で発売、他のキャリアは6月に発売。Q2の間に欧州とアジアで展開。


BluetoothはHIDプロファイルをサポートしているため、デフォルトでBluetoothキーボードが繋がる嬉しい仕様!Bluetoothマウスがつながれば完璧ですが、これは試してみないとわからない部分ですね・・・購入後すぐに試してみます。



<HTC EVO 3DとHTC Sensationとの主な違い>
▼大きさ・重さ: SensationはEVO 3Dよりわずかに幅があるけれどもわずかに薄く22g軽い。
  Desire HDは 123 x 68 x 11.8 mmなので、新機2種ともHDより幅が減り、縦の長さが増しました。
▼カメラ: EVO 3Dはリアカメラ5Mピクセル(3D対応デュアルカメラ)・フロント1.3Mピクセル、Sensationはリア8M(シングル)・フロント0.3M。
▼RAM: EVO 3Dは1GB。SensationはRAMが768MBなのが一番惜しいところ。
▼通信: EVO 3DのSprint版はWIMAXとCDMA2000対応、欧州版EVO 3DとSensationはW-CDMAGSM対応。
▼バッテリー容量: EVO 3Dは1730mAh、Sensationは1520mAh


特にRAMの容量の違いがどのくらい出てくるか、とても氣になるところです。
両方購入予定なので、実際に使い比べてみたいと思います。


HTC Sansation公式動画PV2本



【HTC EVO 3D】hands-on動画

【HTC Sensation】hands-on動画

新しいHTC Sense(3.0)のロックスクリーン。
好みのアプリのアイコンを画面下部のリング内にドラッグすると、ロック解除と同時にアプリを開くことが可能。動きも速く、手間が減り、非常に便利。
ロック中の背景もいろいろな種類があるようです。


ホーム画面の進化が素晴らしく、ホーム画面スクロールのスピード感は圧巻!唖然としてしまいます。
基本的に3D的な表示・動きになっています。


動画再生は、途中からの再生がとても素早く滑らかで驚きます。



次はHTCプレスイベントでのSensation発表の様子です。約23分30秒と長いですが、概要を把握できると思います。

HTC Watchという動画配信サービスも始まり、楽しめそうです。


HTC Sensationはとにかくこの外観がとても美しいですね。
ディスプレイには、ワイングラスなどによく使われるコントゥール・ガラスが使われています。


美しくて強い、という素晴らしさ。買うしかありません(笑)。





Galaxy SIIが来月始めに発売されそうです。既に注文済なので、これで手持ちの1.2GHzデュアルコア端末が3台となる予定。
それぞれどんな出来映えか、とても楽しみです☆
安定した動作とサクサクぬるぬるさがどれほど進化しているのか、注目です。


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((追記))
EVO 3DはBluetoothの対応プロファイルを公表しておりませんが、Bluetooth認証情報から、HIDプロファイルに対応していることが判明しました。とても嬉しいっ!


HTCの各新端末は、HID対応している模様。今後はHID対応が基本になるとありがたいですね。