「Xperia(TM)新商品タッチ&トライ」アンバサダー・ミーティング その壱
1月22日(水)の夜、恵比寿で開催された「Xperia(TM)新商品タッチ&トライ」アンバサダー・ミーティングに行ってまいりました。同日の午前中に日本発売が発表されたXperia Z Ultra。今回のミーティングでは、端末紹介・開発者からの解説とタッチ&トライ、そして参加者60名全員に対し一ヶ月モニターとして端末の無料貸し出しがありました。
まずはそのイベント当日の模様をお伝えいたします。
持参した自前Xperia3種。一番右が、SIMフリーLTE版Xperia Z Ultra C6833。既にandroid 4.3にアップデート済。この日は、私を含め3名がZ Ultraを持ってきていたようです。去年の6月に海外で発表、7月末に3G版が発売されたのを我慢、9月にLTE版が発売され、すぐに買いました。以降、私のメイン端末になっています。
以前は5インチや7インチが最強だと思っていました。しかし、このZ Ultraと出会い、ミニタブレットの大画面を維持しながらの絶妙なコンパクトさに心奪われました。とても使いやすい。5インチや7インチにはもう戻れない、と感じています。
ちなみに現在サブ機として使っているのは7.9インチのiPad mini Retina。これは、8インチ端末ととらえています。
GIZMODOさんでZ UltraとNexus 7とiPad miniの大きさをわかりやすく比較している記事があるのでご参考まで↓
「6インチ時代の到来を予感させる出来! Xperia Z UltraをiPad mini&Nexus 7と比較しながらおさわりしました」
http://www.gizmodo.jp/2014/01/xperia_z_ultra.html
Z UltraとNexus 7とでは画面サイズが少ししか違いませんが、本体サイズは結構違っています。iPad miniがかなり大きく感じられます。
ミーティング会場では、初めにZ UltraのCM映像が流れ、その後、端末の簡単な紹介があり、貸し出し機配布となりました。
wi-fi版が20台、au 4G LTE版(SIM入り)が40台の計60台。LTE版が人氣だったため、希望を募っただけでは決まり切らずにじゃんけんで決着。私はau 4G LTE版をゲット!カラー指定はできませんでしたが、自分のものと同じPurpleになりました。
端末の説明開始
au 4G LTEモデルはスマートフォン、wi-fiモデルはタブレットと称しており、おかしなことになっています。
カラバリ3種
(wi-fiモデルではPurpleはソニーストア限定)
wi-fiモデルとLTEモデルとのデザインの違い。wi-fiモデルはグローバルモデルと外観は同じ。側面はwi-fi版とLTE版に違い無し。裏面のみ、ロゴや配置、赤外線センサー有無の違いがあり、見た目での判別が可能。
当イベントの運営会社、アジャイルメデイア・ネットワークの徳力さん
徳力さんの挨拶後の掛け声により、端末の貸し出しが行われました。
右が自前のグローバルモデル、左がau LTE版。画面側では違いなし。
グローバル版やwi-fi版ではXperiaロゴがある位置にau LTE版ではauロゴ。小さく、目立たず、控えめな感じです。
グローバル版やwi-fi版ではSONYロゴがある位置にau LTE版ではXperiaロゴ。
グローバル版やwi-fi版ではNFCマークがある位置にau LTE版ではFericaマーク。au LTE版ではカメラレンズの左に赤外線センサー。
オムニバランスデザイン
「オムニ」というのは「すべて」という意味で、利用シーンや使い方などに関わらず誰でも快適かつ最適に使えるように考えられたデザイン、ということのようです。
横幅がパスポートサイズであるこだわり。去年6月海外で発表、その後の開発者インタビューで「パスポートサイズを前提に考えていったらこの大きさになった」と語られていました。手帳や長財布とも近いサイズでポケットに収まるスリムさ、6.5mmという薄さ。女性でも片手で容易に握ることができます。片手で持っていると、板チョコ感が強い。そのくらいの大きさ・重さ。きっと、誰もがどこかで覚えのあるサイズではないかと思います。片手操作はスクロールくらいならある程度可能。とある女性いわく、Z Ultra本体を耳に当てて通話すると小顔効果があって良い!そうです(笑)。
スマートフォンと考えると大きく感じられますが、タブレットと考えると、完全にミニ。ファブレットと呼ばれたりもしますが、「通話もできるミニタブレット」と捉えるのがわかりやすいと思います。wi-fi版は公式にタブレットとして出していることからも、そのほうが違和感がありません。
・カメラ
撮影モード追加、アプリ追加で機能をさらに充実
最近のスマートフォンから比べると見劣りするカメラ性能で、非常に残念な部分です。ここまでつくりあげておいてもったいないと思わざるを得ません。Xperia Z1と同等にしてほしかった・・・Z1がフラグシップであると強調したかったのでしょうか。Gレンズにしてもらえなかった悲しさが残ります。
6.44インチは、写真を撮るモバイル機器としては少々大きいと感じる反面、大画面なので写り具合を確認しやすく、撮影時にわかりやすくて良いです。
・ディスプレイ
トリルミナスディスプレイ・X-Reality
詳細はレポートのその弐にて。
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20140127/p2
・音楽
100時間連続再生可能、音にこだわったwalkmanアプリ内の高音質設定Clear Audio+
●利用シーン(1)ウェブ&メール
私は何でも一覧するのが好きで、フィーチャーフォンを使っていた時代からモバイルサイト・モバイル表示を避け、フルブラウジング中心に利用してきました(あっという間に充電が減るので予備バッテリー必須でしたが)。パソコン版サイトは一ページにおける情報量が多く一目で見通しやすく、ページ遷移の回数が少なくて済みます。大画面で解像度高く美しければ、さらに見やすくなって一覧性が高まります。スクロール回数も減り、楽々快適。
キッチンでの利用。防水防塵仕様のため安心。
端末の画面内左上、スモールアプリによるタイマー表示。これにより、レシピを見ながらタイマー利用が可能。スモールアプリはタッチ操作で簡単に移動させることができ、同時に複数利用することも可能。Z Ultraなら複数使っても余裕がありますね。
●利用シーン(2)地図
地図を片手に収めて持ち歩き、大画面で快適閲覧。ナビが捗ります。カーナビは7インチのものが多く人氣ですが、Z Ultraならまさにうってつけ。
●利用シーン(3)映像
映画を、迫力と臨場感をもって観ることができます。
au 4G LTE版はフルゼグ/ワンセグ搭載。
防水防塵なので、お風呂で映画を観たい人に最適です。
●利用シーン(4)写真
美しい大画面でまわりの人とシェアしやすい。
ハガキサイズよりはDSCサイズやLサイズのプリントされた写真に近い大きさだと思います。
●利用シーン(5)電子書籍
文庫本に近いサイズで文字も美しく表示され、スマートフォンより断然読みやすくなります。
片手で楽に持つことができ、ルビなどの小さい文字も拡大することなくそのまま読むことが可能。
●利用シーン(6)SNS
防水防塵なので楽しく風呂ツイする人が増えるでしょうか。
●利用シーン(7)文字入力(手書き)
手書きによる文字入力が可能。手書きでちょっとしたメモを取ったり画像に文字を付け加えたり、簡単な絵や図を描いたりできます。
しかし、Z Ultraは電磁誘導式デジタイザではなく、静電容量式タッチパネルの感度の高いSuper Responsiveスクリーンによるもので、筆圧感知は非対応。よって、手書きの質はGalaxy Noteシリーズには遠く及ばず残念感あり。密に詳細なノートを取ることはかなり厳しいです。私はすっかり手書きノート必須な生活になっており、この大画面で鉛筆でも書くことができるというのでとても期待していたのですが、悲しい結果となりました・・・後継機でぜひともデジタイザを搭載してほしいものです。
ソフトウェアキーボードのカスタマイズ
キーボードを右に寄せたり左に寄せたりして、片手持ちして楽に入力することができます。リサイズは自由自在。また、縦持ちでQWERTYキーでも快適に入力できる大きさ。
●利用シーン(9)ハンドセット+通話
バッグの中に本体をしまっていても、ハンドセットを子機として通話することができます。このコンパクトさと使い勝手は非常に便利!ようやく日本でも発売されることになりました。
SPEC上のLTE版とwi-fi版の違い
・カラー LTE版では3色あり。wi-fi版ではPurpleはSONY Store限定色となる。
・チップセット LTE版ではMSM8974、wi-fi版ではAPQ8074。
・重量 LTE版では214g、wi-fi版では212g。
・LTE版ではFelica/NFC双方あり、wi-fi版ではNFCのみ。
・ワンセグ/フルセグ LTE版ではあり、wi-fi版では無し。
・赤外通信 LTE版ではあり、wi-fi版では無し。
・おでかけ転送 LTE版ではMpeg2 Video/AVC、wi-fi版ではAVCのみ。
・同梱物 LTE版では卓上ホルダ、TVアンテナケーブル。wi-fi版ではACアダプター。
いまだandroid 4.2。アップデート対応するが時期は未定、とのこと。
別売アクセサリー
・マグネットチャージングドック
・パワーカバー
・スタイラスペン
・Bluetoothハンドセット
レンズスタイルカメラのZ Ultra版アタッチメントを使って装着したところ。
去年、銀座ソニービルでQX10、QX100が展示開始された際、私はZ Ultraを持って訪れました。そのとき、「えっ!Z Ultraに装着できないんですか!?Z Ultra用の発売は??」とスタッフさんに訴えたことが思い起こされます。
その弐へ続く。
「Xperia(TM)新商品タッチ&トライ」アンバサダー・ミーティング その弐
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20140127/p2