Xperia Z3、Z3 Compactグローバルモデル タッチ&トライ アンバサダーミーティング 参加レポート
10月2日(木)夜、渋谷ヒカリエで開催された「Xperia Z3、Z3 Compactグローバルモデル タッチ&トライ アンバサダーミーティング」に参加してまいりました。
グローバルモデルであること、また、今回一ヶ月モニターが無いことにいろいろな含みを感じました。特にモニターが無いのはとても残念でしたが、カラバリが一新され、その色合いを早くこの目で実際に見てみたいと思い、参加することに決めました。
今回はレポート第一弾として、ミーティングでの解説内容を中心にお伝えしてまいります。第二弾ではタッチアンドトライの様子をお伝えいたします。
↓第二弾、タッチアンドトライレポート
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20141007/p1
Xperia Z3、Z3 Compactと2機種の紹介ではありますが、メインはフラグシップとなるXperia Z3でした。
au、ドコモ(Z3とZ3 Compact)、SBM 3キャリアすべてのパンフレットがあります。今回のタッチアンドトライの案内がきたときにはまだSBMから発表されていなかったこともあり、「グローバルモデル」としてのタッチアンドトライ、となったことがわかります。
ノベルティの、光るUSBケーブル
軽食
なんと、つい先日ポチったばかりのZ3 Tablet Compactが並んでいました!静かに大興奮いたしました(笑)。
Z3
au版
ドコモ版
ホワイトは、これまで前面ベゼルは黒でしたが今回白くなりました。
カッパー(Copper)
一番氣になっていた色です。非常に高級感があり、余分な派手さの無い、上品なかっこよさがあります。見れば見るほど、触れば触るほど引きこまれていきます。これだ!と思いました。
シルバーグリーン
これもかなり捨てがたい色です。落ち着いていますが、にじみ出てくる清々しい明るさと爽やかさ。かっこいいです。
大好きなパープルが完全にバリエーションから消えたのはとてもショックでした。いまでも、出してほしいと願っていますが、新しい色にはとても好感をもちました。
商品解説が始まりました。
商品企画担当の内田さん。
まずは商品概要紹介。
このあと詳細解説があるので、概要はざっと載せる程度にしておきます。
Special Features
1.カメラ(静止画) ISO128000
2.カメラ(動画) インテリジェントアクティブモード
3.オーディオ ハイレゾ再生
いよいよ、各担当者による詳細解説です。
<デザイン>
デザイン担当、鈴木さん。
今回のデザインのポイントは、
・オムニバランスの再定義
・シンメトリ
・シンプルな一枚板を作る
・メタル感を基調に
従来のオムニバランスを再定義。
厚さ7.3mm
丸みを帯びたアルミフレーム。
四隅のコーナーに球体をもってきた。その球体を長方形を描くように一周させたようなフレームデザインを採用。落下時のことを考慮し、コーナーには樹脂を使用。
新しいカラーバリエーション、カッパーとシルバーグリーン。
ホワイト
黄色っぽくも青っぽくもない、純粋な白、を目指した。
ブラック
純粋な黒を。コンサバでもアバンギャルド(コンテンポラリー)でも、自然にファッションに合うような黒を目指した。
カッパー(Copper)
家具やファッション、インテリア、さらには木目などにも馴染むように色を調整した。
シルバーグリーン
メタル感をもちながらのグリーン。女性のメイクで使うグリーンにも合わせながら。石とも馴染むような色合いに。
今回のカラバリは女性のデザイナーが担当したそうです。これらの上品かつ繊細でおしゃれな色どりは、女性ならではのものだと納得がいきます。
<カメラ>
カメラ担当、もうひとりの鈴木さん。
三位一体のソニーのカメラテクノロジー
・Gレンズ 高性能広角レンズ
・Exmor RS for mobile 高感度イメージセンサー
・BIONZ for mobile 画像処理エンジン
カメラ薄型化技術により本体もさらに薄く。
Z1=Cyber-shot
Z2=Handycam
Z3=Cyber-shot & Handycam
ISO12800
暗い場所でISOをあげるとノイズが入りやすいものだが、明るく綺麗でノイズを抑えた撮影ができる。
Cyber-shotと同じノイズ低減技術と全画素超解像技術の組み合わせにより、最高感度ISO12800を実現。
最新のHandycamで採用されている電子式手ブレ補正技術、インテリジェントアクティブモード。走りながら撮影してもブレない滑らかな動画を撮影できる。
手ブレ補正オフ
写真では伝わりにくい・・・
保存のタイミングをずらし(少し遅らせる)、未来のフレームを解析することで滑らかな動画を作成する。これにより、走りながら撮影してもブレない動画を撮ることが可能。
ラフティング
自転車
パラグライダー
パラセーリング
ウェイクボード
実際にエンジニアが体を張って実験し、評価している。
多彩なアプリ
<オーディオ>
オーディオ開発設計担当、桜井さん。
・ハイレゾ
・デジタルノイズキャンセリング
・フロントステレオスピーカー
ハイレゾ出力
Z2までは外付けUSB DACが必要だったが、Z3では本体と対応ヘッドフォンのみでハイレゾを楽しむことができる。
ハイレゾのロゴは、他社でも使えるようにしており、広い進化発展を目指していく。
DSEE HX
Z2までは搭載されなかった機能。ハイレゾではない音源を分析し、失われたデータを推定、ハイレゾ相当の音質にアップしてくれるという優れものの機能。
Z3でさらに、単体のWalkmanに近づきました。
音楽を聴くだけではなく、耳栓としても使えるデジタルノイズキャンセリング。信号処理をXperia本体で行うことにより、機器のスリム化につながっている。
最近の流れのひとつ、フロントステレオスピーカー。S-Forceフロントサラウンドにも対応。
<ディスプレイ>
ディスプレイ設計開発担当 服部さん。
Triluminos display for mobile
Live color LED
X-Reality for mobile
解像度が低い動画でも、欠けているピクセル情報を再現し高画質再生。
Bright display
輝度そのものは変えず、ピクセルごとのコントラストのダイナミックレンジを調整することで明るく見せる。それにより、明るさを確保しながら消費電力を抑えることが可能。
スタミナの秘密。LCDにメモリを搭載することで静止画ではCPUをオフにし、大幅な省電力化を達成。
詳細解説が終わり、Q&Aタイム。
●他社最新機種では、カメラで光学式手ブレ補正を採用しているが、Z3では電子式。劣るのではないか?
→カメラ担当鈴木さん:重要なのがインテリジェントアクティブモード。保存のタイミングを遅らせ、ずらし、未来のフレームを予測して補正できる。光学式だと即時保存され、それができない。
→司会者による補足:iPhone 6Plusと比較して体感してみたが、明らかに違いがあり、Z3のほうが良い動画が撮れている。別途比較動画を用意してあるので後ほどご覧頂きたい。
●今回、Z3やZ3 Compactのホワイトでは、前面ベゼルも白。海外ではこれまで前面白の機種がいくつかあったが、国内ではしばらく採用されなかった。なぜ?
→デザイン担当鈴木さん:技術的な部分で詳細は語れないが、前面白にするには困難さがあった。今回新しいカラバリにするという挑戦の中、前面白をようやく実現できた。いままで前面ベゼルは黒だったが、そこには、画面オフのときにベゼルと画面との境目がないように黒色を調整したりということをしてきた。
●前機種にあって今回削ったものはある?
→(回答担当:? 内田さんだったかもしれません)前機種にさらに新しいものを載せている、という認識なので削っているものはなかなか思い当たらない。カラバリにパープルがなくなった、ということくらい。
●SIMフリー版は国内で出る?
→広報 ほらさん
残念ながら明確な回答は得られませんでした。お察しください、と。
●ドコモ版は背面中央にdocomo Xiロゴ。ユーザーからいろんな声があるのではないか?
→デザイン担当鈴木さん:いろいろな見解があると思うが、ロゴは察してほしい・・・
→司会者による補足:ソフトバンクはほぼグローバル版のまま。背面にはNFCマークがついている。前面では違いがないので、裏面でどのキャリアのものか判別してほしい。
もうひとつ質問があったのですが、よく聞き取れませんでした。
私も質問があったのですが、あえなく時間切れ。
商品解説&質疑応答はここまでです。隣の部屋(ホール)へ移動し、タッチアンドトライタイムとなりました。
次回、その模様をレポートいたします。