Xperia Z2 Tablet SOT21の使用感 其の弐

 7月14日(月)に恵比寿で行われたXperia Z2 Tabletタッチ&トライアンバサダーミーティングにて、au版SOT21を一ヶ月モニターとして借りてまいりました。今回はそのZ2 Tablet使用感について、第二弾です。前回までの記事はこちらをご覧くださいませ。↓
Xperia Z2 Tablet 」タッチ&トライアンバサダーミーティング 参加レポート【追記あり
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20140720/p1
Xperia Z2 Tablet SOT21の使用感 其の壱
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20140726/p1


 使い始めて約一ヶ月、すっかり持ち歩くのが当たり前になりました。自分なりのカスタマイズ含め、記してまいります。





●アニメーションオフ
 そのままでもよく動いてくれるのですが、AndroidでもiOSでも、操作時の画面の動き飾りであるアニメーションが私には邪魔に感じられるので、パッパパッパと余計なもの無しに動くよう、いつものようにアニメーションをオフにしました。
 設定→タブレット情報→「ビルド番号」を7回タップで開発者向けオプションを表示。

 アニメーションをすべてオフに。これですっきり使えます。



●待ち受けでのバッテリー消費
 常時4G通信オン、前日にかなり使用し残量35%程度の状態から次の日スタート、待ち受けのまま夜になってこの残り。優秀です。



●ソフトウェアキーボード
 POBoxプリイン



 これも入力しやすいのですが、私は普段Google日本語入力を使っているので変更して使いました。



●全アプリ終了ボタン
 アプリ履歴画面にて。

 しっかりありました。これがあるのと無いのとではかなり使い勝手が変わってきます。便利です。



●Map、GPS
 4G接続、GPSオン、Google Mapで確認。GPSの追従性良好。この大きさのカーナビがあっても良い氣がしてきました。


 地図の表示、動作スムーズです。



電子書籍(念のため電子書籍の写真は掲載せずにおきます)
 端末を縦に持って閲覧。
 ・小説、ハードカバーくらいの大きめサイズで読んでいる氣分。しかし端末が薄くて軽いので、実際のハードカバーを読むより快適です。フォントが綺麗。
 ・漫画、これが予想よりずっと見やすく、くっきりはっきりしていて、やみつきになりそうです。見開きの絵は端末を横にして大画面でバッチリ。カラーページではさらに力を発揮、鮮やかです。


 カラー電子ペーパー端末の決定版のような感覚。日頃Kindle Paperwhiteも使っていて、ならではの良さがあるのですが、さらにZ2 Tablet電子書籍のために買うというのもあり、と強く感じます。



●スピーカードックBSC10

 私はこれまで、タブレットで映画を楽しむ、という習慣はありませんでした。家では基本的に大きめモニターあるいはSONYヘッドマウントディスプレイHMZ-T1で視聴しています。外出先ではYouTubeなどを見る程度。あとは映画館にて。しかしこのZ2 Tablet、卓上ホルダを使って動画を眺めていたところ、タブレットの美しい画面で氣軽に動画視聴も良いなと思い始めました。そのくらい鮮明です。さすがに内蔵スピーカーでは物足りないので、それよりずっと良い音を出してくれるスピーカードックBSC10、デジタルアンプのS-master搭載ですし、良いアイテムになりそうです。



●手書き
 大画面なので手書きノートが快適に取れると良いのですが、Z2 TabletはZ UltraやZ2のように静電容量式タッチパネルの感度の高いSuper Responsiveスクリーンでは無いので、なかなか厳しいものがあります。

 ワコムのBambooスタイラス、ペン先ゴムをハードタイプに変えたものを使用。

 小さな子どもが書いたのかと思うくらいの字です。
 同じBambooスタイラスiPad miniにて手書き↓

 同じアプリが無いのでNote Anytimeを使っていますが、それにしてもかなり字の仕上がりに違いがあります。
 実は最近、VivoTab Note 8とともに、iPad miniでも手書きノートを取るようになりました。以前の機種では、iPadで詳細なノートを取るには無理がありましたが、いまのiPadはよく出来ています。


 Z Ultraにて手書き。

 導電プラスチック製エレコムP-TPLFBKを使用。

 Z2 Tabletよりはそれなりに文字が書けます。



●キーボード、カバーケース
 SONY mobile純正のカバーケース付BluetoothキーボードBKC50

 このキーボードは充電式Bluetoothキーボードで、厚さ5mm重さ200gと非常に薄くて軽い!キーピッチ17.5mm。NFC搭載、ワンタッチ接続。Z2 Tabletに良く合います。ほしいです。
 だがしかし、付属のカバーケースがずっしりと重いのです、365g。キーボードとカバーケース合わせてで565g・・・Z2 Tabletより約100g重い!本体とキーボードと合わせると1kg超えます。薄くて軽いはずのZ2 Tabletにこの重厚な純正カバー、どうしてこうなった!?それならばキーボードだけほしい、と考えるのですが、単体では販売されておらず残念。この現象は前機種のZ Tabletでも生じていたので、今後しっかりと改善していってほしいものです。



●おまけ
 ホーム画面に最初からあるアプリのフォルダたちを列挙。

 ↑基本機能フォルダ

 ↑動画・ビデオフォルダ

 ↑書籍・ニュースフォルダ

 ↑メディアフォルダ





●一ヶ月使ってみて


 暑い日もたくさんありましたが、特に熱くなることもなく不具合も発生せず、快適に動いてくれました。通信も良好で、電車移動中でも滑らかでした。とても充実した一ヶ月。そろそろ返却しなければならないのですが、手放したくない、というのが正直なところです。薄くて軽くて綺麗で長く快適に動く。買わない訳にはいかなくなっている自分がいます。
 SONY mobileさん、ハイエンド機種では善戦しながら、ミドルレンジ以下で苦戦を強いられています。こんなに良いものを作っているのですから、何とかスピード感をもって見直し改善し、立て直してほしいものです。