自然な存在となった、新しいiPad

発表当日にアップルのオンラインストアで注文した新しいiPad
発売日に無事到着しました。


やりたいことがいくつか出てきたので、発表前から購入を決めていました。


届いてすぐに開封の儀。


箱にぎっしり入っています☆



同梱物はこれだけ。










プリインストールされているアプリはこの一面ですべて。写真がピンボケになってしまい恐縮です。
上から順番に、
メッセージ、カレンダー、メモ、リマインダー、
マップ、YouTube、ビデオ、連絡先、
Game Center、iTunesApp Store、Newsstand、
FaceTime、カメラ、Photo Booth、設定、
Safari、メール、写真、ミュージック。



↑初代iPadで使っていたアプリをそのまま入れ込んで、ホームを整頓している最中の写真。
200個くらいあったので、ひとまずフォルダを作って整理して、そのあとに絶対使わないであろうアプリを削除。この作業がかなり時間かかりました。それでも150個以上まだ残っているので、少しずついらないものを見極めて取捨選択していこうと思います。



基本的にデバイスは何もつけずに裸のまま使用するのですが、10インチクラスのタブレットは、アクティブに使うために蓋のあるケースが必須。鞄からサッと出してパカッと開いて使用、使い終わったらパタッと閉めてサッと鞄へ。この活発でスムーズな動きをしたい。いろいろ探した挙句、和風でかっこいいケースを見つけたのですぐに購入しました。
http://www.my-wasabi.com/?wsb=iPad%2C34%2C0366&lang=ja
これをアマゾンで探して注文。







本当は5,040円のところを、限定特価だったのか何なのか、幸運にも1,588円で購入することができました。
「初代iPad専用で、iPad2や新しいiPadでは使えません」と書いてあったのですが、この形式ならきっと使えるはず、と思い買ってみたところ、全く問題なし!

シリコン吸着シートがついており、そこにiPadの背面を当てるとピタッと吸着します。固定力強し。簡単に脱着できるので便利です。
作りはしっかりしており、手触り良く、かっこいい、スタンドにもなって便利。初代iPadの純正ケースのような使い勝手。とても氣に入りました。これで安心して持ち歩けます。







<使用感>
新しいiPad、一番の特徴は何といってもRetinaディスプレイとグラフィックスの向上。ゲームはわからないので動画で試てみました。


YouTube






非常に綺麗で、引っ掛かりなく映像が流れていきます。私はあまりスマートフォンタブレットで映画を楽しんだりはしないのですが、この大きさでこの美しさなら観てもいいかも、という氣になります。


●マップ
もうOpenStreetMapに変わったのかと思っていましたがまだGoogleマップでした。iPhotoのマップがOpenStreetMapになっている模様。iPadGoogleマップ、さらに動きが速く滑らかになっています。Wi-Fiで使っていることもあるのか、現在地をドンピシャで取得しました。移動時の追従性はまだ試していませんので試したら追記いたします。Wi-Fi版なのでAGPS非搭載ですから、たぶん追従性はあまりないと思いますが、Wi-Fiから位置を拾ってどこまでいけるか。
機能的にはさほど変化なし。解像度あがった分、とても綺麗な表示。しかしマップはandroidにはどうしてもかないませんね。仕方がありません。


Safari
タブが使えるのと、ページの共有としてリンクをTwitterへ投げることができるのがありがたいです。ここに、webクリップの保存ができるようEvernoteも追加してほしいところ。
タブは、並んでいるタブの順番をドラッグアンドドロップで簡単に変更することができて便利。
マルチタッチの精度はさすが。
文章を最大に拡大してもフォントが非常に美しい!

Retina良いです、Retina


Twitter
iPad用公式アプリ、これに驚きました。メンションやリンクなどを開くと、とても動きのあるカラム的な表示が右側に出てきて楽しい。フリックして閉じるなど、イメージ通りの直感的な操作。いままで公式アプリはandroidでもパソコンでもたまにしか使わなかったのですが、iPadでは公式アプリの使用頻度が増しそうです。androidタブレット版も同じものを出してほしいですね。


●カメラ
写真撮影


まあまあ、ですかね。
iPad2ではおまけ程度だったカメラから、だいぶマシになった感。


ジェスチャー操作
 1.4本または5本指でピンチ(指を開いた状態からすぼめるような動作)→ホーム画面に移動
 2.4本または5本指で上にスワイプ→マルチタスクバーを表示
 3.4本または5本指で左右にスワイプ→起動中のアプリを切り替えて表示
非常に簡単な操作なので、慣れればとても便利。
ホームボタンへ指を持っていくまでもなく画面上でササッと操作できるので、素早く次の作業へ移ることができます。捗る!特に左右スワイプでのアプリの切り替えが一番氣に入っています。


マルチタスクiCloudなども当初から比べるとだいぶ良くなり、使いやすくなってきています。しかしiCloudはまだまだ不十分。どんどん高まってもらわなければなりません。


●二〜三日持ち出し使ってみて感じたこと
まず、さほど「重い」と感じなかったのが意外でした。652g。iPad2より51g重く、初代より28g軽い。手に持つと少しずっしりくるにはくるのですが、初代iPadandroidタブレットの初代XOOMよりは確かに軽い。軽量なケースを手に入れたのも大きい。解像度・グラフィックスが向上した分バッテリー消費が大きくなり、それをカバーするためにバッテリー容量を2倍まで大きくした様子。それを考えると、たったこれだけの重さ増で済んで良かったな、と。新iPadは500gを切ってほしい!とずっと思っていたので発表時は残念に思いましたが、実際に使ってみると私は平氣でした。


そして、重さの問題を打ち消すほどの快適さがありました。

見た目も動きも非常に綺麗で滑らか、きめ細やか!
そして、輝度をあげても目が疲れにくい。Retina効果なのでしょうか。すごい。


何をするにもとにかく滑らかでストレスレス、タッチレスポンスの良さはピカ一。初代iPadのころからサクサクのヌルヌルでしたが、iPad2と比べても格段に良くなっており、氣持ち良くなってしまうほど極めて滑らかに動きます。解像度・グラフィックス向上とともにメモリが1GBに増えたこともかなり大きいようです。iPad2までは大胆でダイナミックなイメージでしたが、新しいiPadはダイナミックさも備えながら「大胆かつ繊細」になった印象。このバランスがとても心地良くさりげない。「自然なるもの」を感じます。そこにあるのが当然、それを使うことが自然。使えば使うほど、その違いを思い知っていきます、じわじわと。画面が綺麗になった、それだけではない。良い相棒を手に入れた感触。これは、店頭でのタッチアンドトライなどではなかなか感じ取れない部分ではないでしょうか。


巷で噂の発熱問題は、まあ多少ほんのりしますがMacbook Airの発熱には全くかないませんね。たいしたことありません、私の使い方だと。


バッテリー持続時間、ネットつなぎっぱなしでもだいたい9時間はもつようです。
完全放電からフル充電までは6時間程度はかかる様子。バッテリー容量が増えた分、長くなりました。










<今回iPadを買った理由>
iBooks Authorでいろいろ作って試したい
iPadからMacにリモートログインして使いたい
この2点が最大のポイント。


iBooks Author
MaciBooks Authorを使ってiPad電子書籍の可能性をいろいろ試し広げていきたいと考えておりまして、勉強しながら徐々に進めていく予定です。みなさんに公開できるようなものを生み出せますように・・・


Macへのリモートログイン】
理想はMac OS搭載のiPadなんですが、そんなものは登場しない!ならばリモートログインで少しでも近づこう!と、仕事をがっつりサクサク進めるために考えました。
仕事柄デスクトップ環境が無く、立ったり座ったり、あちらこちらへと動きが多い。プレゼンしたり、立ったまま人と対面して資料などを見ながら話し合ったり説明したりすることがよくあるのでMacbook Airでは無理があります。タブレットの軽さや機動力が重要。そこで、リモートログインで何とかしよう、ということになりました。


もしくは、Chrome OS搭載iPad!でも良いのですが、そんなもの出ません!(笑) せめてブラウザのChrome for iPadが出れば非常にうれしいのですが、出ませんかね・・・もちろん拡張機能が使える形で。とても欲しいです。


以前はMacをもっていなかったので、リモートログインはWindowsへのアクセスでLogMeIn、 PocketCloud、TeamViewerの三種類を使ってきました。それぞれ一長一短で状況に応じて使い分け。使う端末やOS、アプリの組み合わせ方によって様々な違いがあるので、自分に一番合う組み合わせを見つけるまで骨が折れます。
去年からMacを使うようになり、新しいiPadからMacへのアクセスとなればもっと最適なものがあるかもしれない、と思っていろいろ試してみました。そして今回一番レスポンスが良かったのが「Splashtop」というもので、これが「一番速い!」という結果。他のものは日本語入力がうまくいかなかったりレスポンスが遅かったりと、何かしら面倒な部分がありました。


●Splashtop
有料450円。
(当初Splashtopは無料版と記載しておりましたが、それは私の思い違いで、リモートログイン用は有料版しかありませんでした。大変申し訳ございません、訂正いたします。ちなみにSplashtop Proという無料アプリがありますが、これはグループ共有アプリ。)
チュートリアル




念願のマルチウィンドウ!動作がとても滑らかで速いのが魅力的。タッチレスポンス快適。
画面右下の矢印をタップするとキーボードが現れます。

問題なく日本語入力できます。


縦型にすると上側6割くらいにパソコン画面を表示。
iPadから夜フクロウでツイート可能。


なかなか良いものを見つけました。
リモートログインではこのSplashtopをメインにしてガツガツ使おうと思います。





【ブラウザ】
普段からブラウザを激しく使うのですが、モバイル版Safariではどうしても役不足
以前はなかなか良いものがありませんでしたが、ついに強そうなブラウザを見つけました。


iPadでは次のブラウザたちがメインになりそうです。

右から、
・Atomic Web
Maven
・Duet Browser
の3つ。



●Atomic Web
無料版Liteもありますが、さらに多機能な有料版がたった85円だったので有料版を購入。








このブラウザは以前からあったようですが、進化した模様。
表示が速い、そして、とにかく設定でいろいろカスタマイズできるのがすごいです。これはうれしい!
特に、デスクトップ表示(非モバイルビュー)にできるのが個人的に非常にありがたいところ。さすがに完全なデスクトップブラウザ化まではいかないので、ものによってはモバイル要素が若干残る部分もありますが、かなりデスクトップに近づきます。
ページの共有では、メール、FacebookTwitterへ投げることができます。
また、webクリップをEvernoteへと共有することができない代わりに、ローカルへwebクリップを保存することができます。後でオフラインで見ることができるので、これもありがたい。
また、画面上部にある検索窓では、検索サイトをメニューの中から簡単に選択することができて便利。



Maven
デュアルウィンドウなブラウザ其の壱。
有料で170円。




基本がタブ機能。タブを複数作ると、その中から2つのページをデュアルウィンドウで表示させることができる、という形式。ランドスケープでも縦型でも二画面は縦割り。
タブをサムネイル表示可能。サムネイル表示・非表示は写真右下の三角アイコンをタップして切り替え。



Thinkpadを思わせる赤いTrackpadは、上下左右のスクロール操作用。

円の中心から赤丸を上下左右にドラッグさせ、その度合いでスクロール速度を調節。特に縦持ちしながら閲覧しているときには指を大きく動かす必要がなく非常に便利。
一画面・二画面の切り替えや赤いTrackpadの表示・非表示は、下の2つの写真を見比べるとおわかりいただけると思うのですが、アイコンをタップするだけのワンタッチで切り替えができます。


また、画面の下端にある★印に触れるとダイヤルが現れ、GoogleGmailFacebookTwitterAmazonなどの選択肢があり、ダイレクトにそれらのサイトへ飛んでいくことができます。

さらに、画面の上端にある太陽のような印に触れるとダイヤルが出てきて、画面の輝度を簡単に調節できます。


ページの共有機能でメール、TwitterFacebookなどへ投げることができます。


このブラウザも、モバイルビュー表示ではなくデスクトップ表示に変えることができます。


このように、Mavenブラウザはとてもアクティブに動いてくれます。素晴らしい!



●Duet Browser
デュアルウィンドウなブラウザ其の弐。
無料版は広告あり。広告のない有料版250円を購入。


こちらは基本がデュアルウィンドウで、各ウィンドウごとにタブを使えるのがとても幸せ。ガツガツいけます!ありがとうと言いたい。
ランドスケープでは縦割り、縦型では横割り。
共有機能でwebクリップをEvernoteに保存できるのでうれしい。


また、このブラウザでうれしいのは、真ん中の仕切りをドラッグすることで簡単に二画面の大きさの比率を変えられること。




さらに、タブをタップすると簡単に一画面表示に切り替わります。


タブをもう一度タップすると二画面に戻ります。


このブラウザも作業が捗る!




これら3つのブラウザは、それぞれがとても良くできていて動きが良いので、スリートップとして活躍してくれそうです。
ただ、それぞれを使い分けるのが面倒なので、3つの良いところを合わせてひとつになったブラウザが出てきて欲しいです。







<まとめ>
目的があって新しいiPadを買いましたが、正直、買って良かったです!
これほど洗練され、美しく滑らか、快適安定動作でガツガツ動いてくれる、持っていてうれしさと心地よさを感じる端末はなかなかありません。大胆かつ繊細、自然なる存在感をもった新しいiPad。絶妙なバランス。側にいて欲しい逸品です!
まだまだたくさん使いたいもの試したいものがあるので、徐々に進めていきます。






 

MWC2012を振り返って・・・

2月27日から3月1日にかけ、スペインのバルセロナにてMobile World Congress(MWC)2012 が開催されました。
氣になった内容やそれについての感想をざっと述べてまいります。





【HTC】
今年のMWCでは特に、去年不発に終わったHTCの発表に期待していました。
初めはandroid界をリードしていたHTCでしたが、去年一氣にSamsungに抜かれてしまいました。今年は強力な端末を・・・そう願っておりました。


しかし、その結果は悲しいものに・・・
新ブランド「HTC One」シリーズとして、「HTC One X」「HTC One S」「HTC One V」の3機種を発表。android 4.0、HTC Senceの新バージョン。

ハイエンドモデルとなるOne Xの最大の目玉は、高性能カメラ、高品質Sound、高速、の3点。
しかし、カメラや音というものは専用機種や特化機種にかなうわけもなく、高速といってもすでに多数のメーカーが採用しているTegra3搭載。HTC Senseによる差別化にも限界があります。ホワイトモデルを最初から出してきたものの、相変わらずのデザイン。


「他社に比べ、特に秀でているものを感じない。」


これに尽きます、残念極まりない。
初めは今後のHTCを感じるためにXを買おうと考えていましたが、多数のhands-on動画を見て、断念しました。新しいブランド名を立ち上げてはいますが、これまでとの差を感じ取れず。買ってもすぐに使わなくなりそう・・・先行きが見えてしまいました。


先日、HTCとKDDIとがタッグを組み、日本仕様の機種を投入していく、との発表がありました。
日本仕様として代表的なワンセグ、赤外線、おサイフ、といった機能に対応していくものと思われます。日本ではこの3セットが、使用率が低いにもかかわらず必須機能とされており、搭載されているほうが売れる、という流れがあります。日本のみで。
HTCはこうしたキャリアごとの細かいカスタマイズ対応をしていくことで、生き延びていこうと考えているのでしょうか。


HTCの復活や是如何に。


それにしても、日本のフィーチャーフォンには普通に搭載されている・あまり使わない機能がスマートフォンにも搭載されていないと感じる不安、って、なんなんでしょうね。





Samsung
今回一番驚いたのはSamsung
なんと、新しく生まれ変わったGalaxy Beamの発表がありました!


新 Galaxy Beam


●OS:Android 2.3
●サイズ:約64.2×124 X 12.5mm
●重さ:約145.3g
●ディスプレイ:4インチ、480x800(WVGATFT
チップセット:1 GHz デュアルコア
●メモリ:RAM 6GB、ROM 8GB
●外部メモリ:microSD/microSDHC(32GBまで対応)
●アウトカメラ:約500万画素、CMOS、AF、フラッシュ、720p@30fpsVideo Recording
●インカメラ:130万画素
●ネットワーク:HSPA 14.4Mbps 850/900/1900/2100、EDGE / GPRS 850/900/1800/1900
Wi-Fi b/g/n、Wi-Fi Direct
Bluetooth 3.0+HS
DLNA(AllShare Play)
●バッテリー:2000 mAh
●プロジェクター:最大輝度15ルーメン、50インチサイズのスクリーンまで投影が可能


初代Beamより画面大きく薄くなり、バッテリー容量増えました。待望のデュアルコア、Gingerbread。スペックはミドル級ですが、初代よりは断然向上しています。
いまも持っている初代は現役で使っています。後継機はもう出ないだろうと諦めていたので、これはとても嬉しい!新Galaxy Beam、買うしかありませんね!(笑)


4月にアメリカで発売される模様。
SIMフリー版出るでしょうか。期待!


あとはGalaxy Note 10.1が発表されました。10.1インチ、android 4.0(ICS)搭載。しかしそれ以外に何が特徴で何が良いのかわからず。とりあえずタブレットでNoteを出してみた、という感じがします。1.4GHzデュアルコア。現地で触れた方の感想によると、HTC Flyer(7インチ スタイラス付)のほうが出来が良いのではないか、とのこと。5.3インチのNoteが大きくなった、というより、Galaxy TabにNoteの機能がついただけですかね。手書き文字や図形を認識・成形するShape Match、数式を認識するFormula Match、Adobo Photoshop TouchやAdobe Ideasなどのアプリをプリインストールするのは良いでしょう。しかしこれらはSペンに最適化されたアプリというわけではありません。10.1インチでNoteを出してきた意味をもっと明確に感じられるものにしなければ、数あるタブレットの中のひとつ、にしか過ぎなくなるでしょう。





Nokia
最近はLumiaシリーズがメインのNokiaですが、Symbian OS端末も出してきました。
Nokia Asha 202、203、303を発表。
特にAsha 303 はストレートQWERTY端末で、とてもスタイリッシュなデザイン。



まずいです。見ているとポチってしまいそうなので、見ないことにします。



しかし、今回のNokiaの目玉はなんといってもこれ。



Nokia 808 PureView!
●CPU:シングルコア 1.3GHz、ARM11
●OS:Symbian Belle
●2G Network:GSM 850 / 900 / 1800 / 1900
●3G Network:HSDPA 850 / 900 / 1700 / 1900 / 2100
●Speed:HSDPA 14.4 Mbps, HSUPA 5.76 Mbps
●リアカメラ:
 静止画 41 MP (38 MP effective, 7152 x 5368 pixels)
 動画 1080P、追尾オートフォーカス対応、画質を損なわずに4倍ズーム可能
●フロントカメラ:VGA、30fps video recording
●ディスプレイ:4インチ、解像度640x360、AMOLED、ゴリラガラス
●RAM:512MB
●ROM:1GB
●ストレージ:16GB
microSD
●microHDMI
●microUSB v2.0
Bluetooth:v3.0 with A2DP
wi-fi 802.11 b/g/n, DLNA, UPnP technology
●サイズ:123.9 x 60.2 x 13.9 mm
●重さ:169g
●バッテリー:Li-Ion 1400 mAh
一応、Symbian OSスマートフォンではありますが、基本、カメラですねこれはもはや。



ほんと、桁外れです。
変態端末認定!
カメラがすごい、というのはこういうことを言うのですよね、HTCさん!


氣がついたら買っていた、なんてことになりそうで恐いです。





その他のメーカー


SONY Mobile】
Xperia NXTシリーズに新たに2機種

音楽や動画のストリーミングができる「Sony Entertainment Network(SEN)」にアクセス可能


Xperia P

Android 2.3(2012年第2四半期に「Android 4.0」にアップ)、1GHzデュアルコア、約4インチ、2Dと3Dのパノラマ撮影、HD動画撮影可能な8Mピクセルカメラ、ストレージ16GB、NFC、サイズ122×59.5×10.5mm、重さ約120g。


Xperia U

Android 2.3(2012年第2四半期に「Android 4.0」にアップ)、約3.5インチ、1GHzデュアルコア、5Mピクセルカメラ、サイズ112×54×2mm、重さ約110g。下部のキャップの着せ替えが可能。


Huawei

クアッドコアandroidスマートフォン「Ascend D Quad」を発表。
Huawei製 1.2GHzおよび1.5GHzのクアッドコアK3V2。
android 4.0、厚さ 8.9mmの薄さ、4.5型720pディスプレイ、8Mピクセルカメラ・1080p動画撮影、ドルビー 5.1ch サラウンド。バッテリは1800mAh。2500mAh版のAscend D Quad XLもあり。


【ZTE】
ZTE Era
Android 4.0、7.8mm薄型、4.3インチqHD、Tegra 3 1.3GHzクアッドコア、RAM 1GB、ROM8GB、リアカメラ8MピクセルCMOS、フロントカメラ 720p、Wi-Fi b/g/n、Bluetooth 3.0、DLNA、MHL。


ASUS
PadFone
スマートフォンタブレット、ノートに合体・変形するandroid端末
Android 4.0、1.5GHzデュアルコア Qualcomm Snapdragon S4、HSPA+/W-CDMA/GSM/GPRS/EDGEに対応。
スマートフォンは4.3インチ960×540Super AMOLED、バッテリー1,520mAh。
タブレットは10.1インチ1280×800、6,600mAh。
キーボードドックの詳細不明。


【LG】
5型の大型液晶を搭載する「Optimus Vu:」(Snapdragon 1.5GHzデュアルコア)、Tegra3搭載「Optimus 4X HD」、裸眼3D「Opitmus 3D MAX」(OMAP4430 1.2GHz)


東芝
クアッドコアTegra 3搭載7.7インチタブレット、1,280×800ピクセル(WXGA)、Android 4.0。


富士通
Tegra 3搭載スマートフォンを開発中。
4.6インチ、カメラ1,310万画素、防水/防塵、指紋センサー、Android 4.0。


パナソニック
新ブランド「ELUGA」
第一弾、欧州向けに防水・防塵性能(IPX5/7・IP5X相当)を備えたスマートフォン。8Mカメラ、薄型ボディ、NFC搭載、TIの1GHzデュアルコア(OMAP4430)、Android 2.3.5。最新のAndroid 4.0にアップデート予定、欧州で4月発売。
参考出品の「ELUGA power」
5インチ1,280×720 HD液晶、コンパクトデザイン、1.5GHz デュアルコア(Snapdragon S4)、Android 4.0。戻る、メニュー、ホームボタンをソフトウェアキーにて配置。







などなど、まだまだたくさんの端末が発表・展示されました。日本を含め多数のメーカーでandroid 4.0・クアッドコア・高解像度スマートフォンタブレットを発表。日本メーカーがスペックだけは世界に追いついてきました。同時期に同等スペックの端末がズラリ。もはやスペック競争は頭打ち、横並び。抜きん出た他の何かが重要。


そんな中、異彩を放っているのが先述のGalaxy BeamとNokia 808 PureView。買いたいと強く感じたのはこの2機種のみ。このくらいはっきりとした力強い特殊性がないと、スペックや端末の機能で秀でることは困難。今年1月に書いた「2011年後半の購入端末と2012年の動き( http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20120121/p1 )」でも述べた通り、「特殊な重要な機能をもった端末」が早速登場してきました。Nokiaは、PureViewを今後のWindows Phoneにも活かしていくとのこと。こういったつなげ方、大切ですね。特殊端末というものは一部の層を満たすだけになりますから、一般のモデルへその力を反映させていくというのは良い流れです。


スペック競争頭打ち・横並びになり、今後はソフトやサービスやデザインなどで明確に差別化し、さらに全体のバランスや統合性のレベルの高さを追求していく方向へシフトしなければなりません。端末価格も安くなっていくでしょうし、そうしなければ残っていけなくなるでしょう。端末、という存在は近い将来無くなっていくものと私は考えています。ハードを売って利益を出す形から、ソフトやサービス、広告などハード以外から利益を出す形への転換に迫られるはず。AmazonAppleGoogleMicrosoftたち、そして各メーカーの動きに注目です。







さて、最近の私の動きですが、
タブレットは、新しいiPadを早速注文しました。wi-fi版、32GB、ホワイト。
androidタブレットは今はほしいものがありません。Nexusタブレットの噂が出てきているので、そちらを買おうと思います。ASUS製、7インチ、android 5.0搭載。クアッドコアになるのかデュアルコアになるのか。安価で発売される様子、流れをわかっていますね。すべてはまだ噂ですけれども(笑)。


スマートフォンは、androidのハイエンドでは今のところGalaxy SIIIしかほしいものがありません。 当初の噂より遅れており、開発に時間がかかっているようですが、下手なものを焦って出すよりは、じっくりと良いものに仕上げて欲しいところ。期待。


今年一年は、転換や変化が鍵になりそうです。









 

【 Mac mini 】 を購入!

仕事の関係上、ついついモバイル端末を購入してしまいがちなのですが、先月ようやく自宅用にMac miniを購入しました。


2.3GHz版Mac mini、増設用メモリ、Magic Trackpadを同時に購入。




箱いっぱいに詰まっているので驚きました。



同梱物一式。



裏ぶたを開けて、



もともとついているメモリを外し、



一緒にアマゾンで買っておいたメモリを装着。



電源オン!



メモリがしっかり認識されました!




現在、ちゃんと動くパソコンはこれで8台目。
うち5台がwindowsパソコンですが、めっきり使わなくなってしまいました。
Mac mini、とてもよく動いてくれます。5万円程度という安さでこの内容はかなりお買い得感がありますね。
自宅ではMac miniChromebookのツートップ、出先ではMacBook AirまたはChromebook
快適になりました。



去年からMacを使うようになっていろいろやりたいことが出てきたので、発売され次第iPad3を購入予定。
androidタブレットはピンとくるものがまだ無いので保留。
Nexusタブレットの噂が出てきたので、登場次第買おうと思います。






 

2011年後半の購入端末と2012年の動き

遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。


昨年秋以降は忙しくしていたため、ここの更新ができずじまいでした。
しかし、買うものはしっかりと購入していました。


そこで、まずは昨年後半に購入したものをざっとまとめたいと思います。


【2011年後半まとめ】

上段右から、SONY Tablet P(ドコモ版)、walkman Z、Xperia ray(ドコモ版)、下段右からGalaxy Nexus(UK版SIMフリー)、Galaxy Note(UK版SIMフリー)。
さらに、

Kindle Fire


去年の後半は、本当にラッシュでした。

●折り畳み式2画面で持ち歩きに非常に便利、動き快適な「SONY Tablet P」
●クリアで柔らか音質抜群、バッテリー良くもち、androidとしても上質の「walkman Z」
●通話・自分が動いているとき・満員電車内などでとても使いやすくバランス絶妙な「Xperia ray」
●最新android OSの「Galaxy Nexus」(キャリアを介さない海外SIMフリー版で最新サービスをいち早く)
●綺麗な5インチ大画面でスタイラス絶妙・恐ろしくサクサク動く「Galaxy Note」
amazonサービスを堪能できるサクサク手頃デバイスKindle Fire」(日本では制限ありますが。)


どれも非常に特徴的で出来が良く、それぞれ立ち位置がかぶることもなく、各々の力を毎日発揮してくれています。充実した使いごたえあり。
同じandroidでこれだけ違うものが生まれるのは、正直すごいなと感じています。androidならでは。
android以外の端末もいくつかほしいものがあるのですが、ついついandroidを先に買ってしまいます。


ちなみに、去年の秋には、SONYのPS用3Dディスプレイを発売と同時に購入。また、今月は、3月に再販予定と思われるSONYのヘッドマウントディスプレイ(HMZ-T1)をビックカメラにて購入・再販入荷待ち。所有するものの中にSONY製品が増えてきました。




仕事をするときは次の3台が活躍してくれます。

メインはソニタブPとGalaxy Noteのツートップ、双方5インチ台。そしてサブにXperia ray。
強力な布陣です。
多い日は、この3台プラスChromebookMacbook Airのどちらかを状況に応じ持ち出します。


ソニタブPとGalaxy Noteは別売りの純正ホワイトカバーを買って着せ替えしました。
↓最近Galaxy Nexusも着せ替えしてみました。




ソニタブPは他のタブレットには無い特性があり、他には代えがたし。変わった形態ながらスタイリッシュなデザイン。バッテリー脱着可能、キャンペーンでバッテリー1個プレゼントあり、バッテリー無しACアダプターのみで使える、折りたたんでコンパクト、開いて大画面、自立可能、安定して非常に良く動く。GPS良好。公式にandroid 4.0(Ice cream sandwich)にアップされるとアナウンスあり。嬉しい内容盛りだくさんで、触れるのが毎日楽しいです。
Galaxy Noteは去年発売されたスマートフォンの中でダントツの優れもの、一押し端末。SII以来の怪物。スタイラスが素晴らしく、レスポンス快適、手書きで筆圧感知、どんなアプリを開いていても即メモをとれる、スクリーンショットが簡単に撮れて手書きも加えられる。綺麗なHD大画面で動き抜群、5.3インチという大きさが絶妙、大きさの割に軽い。GPS良好。下手なタブレットよりずっと使えます。公式にandroid 4.0へのアップがアナウンスされました。文句なし。日本発売が期待されますが、出るとすれば、LTE版ではないかと踏んでいます。しかし、噂ではすでにNote2開発中!との話もあり、私はこちらの登場を待ちたいと思います。




こういった周辺機器も、非常に重要。


それまで使ってきた端末から去年後半に買った端末へと入れ替わり、手持ち機種がかなり一新されました。
十分揃ったので、現状がとても快適です。これを超えるには、次世代端末しか考えられません。







【2012年の動き】


今年は「クアッドコア元年」と考えています。さらなる快適さを得るには、ここに突入、ですね。
しかしクアッドコアの「スマートフォン」登場にはもう少し時間がかかりそうですし、バッテリー持続性や動作安定性などを見極めねばなりません。良さそうなものが出てくるのは、春から夏あたりになるかも。
タブレット」はすでにクアッドコア機種が登場し始めています。


モバイル向けクアッドコアは、NVIDIATegra 3搭載機種が先日のCESで複数登場、続いてQualcomm製品がそろそろ出てくる予定、Texas InstrumentsSamsungも開発中と思われます。今年の基本はクアッドコア端末にしようと思いますが、CPUだけですべてが決まるわけでもないので、総合的に出来映えを確認し判断していきます。


さて、今年をどう動いていくか。



タブレット
基本性能の高さや高機能化もさることながら、タブレット向けのアプリやサービスが非常に重要だと感じます。各社、もっともっとタブレット用に使いやすいアプリを作って搭載させるべきですし、タブレット向けサービスを充実させて差別化をはかるべき。
スマートフォンタブレットはパソコンのようなもの、パソコンに取って代わるものと良く言われます。そういった要素も無くはないですが、パソコンとは異なる内容が多分にあります。パソコンやスマートフォンにはない、タブレットならではの特性をどう築き、どう活かしていくかが、今後ますます大切になっていく。AppleAmazonは成功しています。他社は、同じことをするのではなく、独自のものを作っていかねばなりません。


ASUS EeePad Transformer Prime TF201(10.1インチ、クアッドコアTegra 3搭載、脱着式キーボード)


 日本で1月21日発売(発売時はHoneycombにて。春までに順次Ice cream sandwich(以下、ICSと略します)へアップデート予定)。
 早速Honeycomb版を実際に触ってみました。基本動作はほぼ良好、しかし正直なところ、特に凄さは感じず。マップの動き良し。GPS感度が良くないとの評判あり。ブラウザの出来にやや難有り。ICSの標準ブラウザはとても良く動いてくれるので、アップデートに期待。10.1インチということもあり、フルサイズのキーではないところが実に惜しい。本体タブレット部のみだと600gを下回っているので軽い。バッテリー稼働時間が長いのがとても魅力(本体のみで12時間、キーボードドック付で計18時間)。
 先日のCESではICS版でのデモンストレーションで、その動画ではとても良い動作をしていました。まずはICSへアップされたものに早く触れてみたいですね。そこで改めて判断。
 このサイズと重さは毎日の持ち歩きにはあまり適さないこともあり、悩みどころ。まずは7インチ機種がほしいので、これは機を見つつ検討。
 現状、国内より海外がずっと安いので、購入するときは海外からにするかもしれません。しかも、タブレット部のみにする可能性あり。


ASUS EeePad MeMO 370T(7インチ、クアッドコアTegra 3搭載、android 4.0(ICS)、スタイラス対応)

 いまのところ、これを狙っています。この370Tか、まだ発表されていないAcerクアッドコア7インチを待つか、といったところ。
 CES展示のプロトタイプのhands-on動画を見るかぎり、とても良さそう。実際どんなものか触れてみたいですね。スタイラス手書きの質も氣になります。ブラウザの出来が心配。アメリカでは$249で販売される模様。円高ぐぬぬ


Acer Iconia Tab Aシリーズ

 Acerは10.1インチでクアッドコアのA700(Tegra 3)を発表、先日のCESでも展示されており、hands-on動画ではとても良さそうな動きでした。しかしいまは7インチ狙い。去年日本でも発売されたデュアルコア7インチのA100(Tegra 2)がなかなか良い出来だったので、ICSクアッドコア7インチにも期待。早く登場してほしい!!


SONY Tabletシリーズ
 日本ではあまり売れていないようですが、アメリカでは結構売れている様子。
 今年どういった製品を出していくのかまだわかりませんが、ハードは去年のソニタブを踏襲してほしいと個人的には思っています。SもPも他のタブレットにはない快適さがあります。ブラウザも素晴らしいので、同じ流れで作っていただきたい。SやPのクアッドコア後継機が出たら、買います!!


●HTC、Motorola
 両社ともクアッドコアタブレットを出してきそうな雰囲氣。モバイルとして最適な7インチを出してほしいです。10インチでもタイミング次第では購入を考えますが・・・この2社から出てくる前にTF201かA700を買ってしまう可能性あり。良い製品でしたが、そろそろau版XOOMを売ろうかと考え中。世代交代のために。


Samsung
 Galaxy Tabシリーズは、去年春ごろからHoneycomb(android 3.x)タブレットが登場。
 以来、複数バージョン複数機種をずっと見てきていますけれども、あまり進歩がなく、動きに納得いかず、安定性に欠けるところあり。一方でGalaxyのスマートフォンはどんどん良くなって進化しているので、タブに関しては非常に残念な思いがあります。納得いく改善と進化が見られないかぎり、当分Galaxy Tabは買わないつもりです。早く向上してほしい。
 いまの最新は7.7ですかね、機を見て実際に触ってみたいところ。


apple
 ipad 3の噂あり。例年の流れからすると、3月発売でしょうか。
 どんなものになるかその内容にもよりますが、今年は購入するかもしれません。初代ipadを一年間使い、去年はipad 2をスルー。しかし去年からMacを使うようになり、ipadとともにやりたいことが出てきました。androidタブレットはソニタブと7インチタブのみ購入にして、10インチクラスはipadだけにするかもしれません。自分の10インチクラスの用途から考えても、それがちょうど良いのかも・・・要検討。


Amazon
 Amazonは日本でのKindle Fire発売を画策しています。US版持っていますが、日本版、突入します!



★まとめると、タブレットは、
 10インチクラスはipad3、7インチがAcerASUS、そして日本版Kindle Fire、あとはソニタブP後継機を待つ!という流れになりそうです。





スマートフォン
androidスマートフォンでもクアッドコア搭載端末の噂が出てきています。


●Galaxy SIII
 いろんな噂が飛び交っていますが、とんでもないハイスペックになりそう。
 2月のMWCでの発表可能性あり。
 大いに期待!!


●Galaxy Note2
 早くもNote2の噂が出てきています。
 買うしかありません!!


●HTC Edge?

 クアッドコアスマートフォンの開発はされているようで、ようやくHTCから満足のいくハイスペック・ハイエンド端末が出てくるか。去年はどうもパッとしなかったHTCだけに、期待がかかります。
 これまで同様、外側がアルミ製だと個人的には嬉しいです。


Xperiaシリーズ
 SONY Tabletのような出来の良いブラウザで登場してほしい。
 rayの後継機がほしい!
 クアッドコアXperiaの登場を座して待機!


Motorola
 Droid4のような5段キーボードで出してほしい。
 RAZR MAXXのような、薄型で大容量バッテリーもぜひ。





今年は去年にも増してLTE対応端末が増えてくるかもしれません。メインストリームとなるかどうか。
また、 Transformer PrimeやGalaxy Noteのような特徴ある重要な機能をもった機種、あるいは様々なサービスと連係する機種などが続々でてきそうです。連係ものは、特にappleSamsungSONYMotorolaなどが牽引。活発になってきているスマートテレビ、スマートカー、さらに家電、etc.・・・ネットワークがいたるところへ広がっていきます。各種サービスとのつながりはappleamazonが主流、去年からグループ間連係を始めたSONYにはどんどんつながりを強化・滑らかにしていってほしいものです。


appleiOS製品には、自社製品間の連係があります。また、「ipad対応・iphone対応」という形で他社が周辺機器・機能拡張機器や連係機器をつくっていくケースがあり、今年はそれがさらに活発になるかもしれません。
androidでも同じケースが見られますが、さらに、周辺機器や連係機器にandroidを実装することも可能。android家電、androidカー、androidハウス、etc.と、広げていくことができます。ユビキタス化においては重要な役割を担うことになります。どうなっていくか、注目です。



来月27日からバルセロナでMWCが開催されますが、そこで各社新たな機種・サービスを発表してくるでしょう。いまから非常に楽しみです!




 

Galaxy Nexus、Galaxy Noteの発売、到着待機中

発表が遅れていたGalaxy Nexusandroid 4.0(Ice cream sandwich)が、日本時間10月19日11時より発表されました。それに先立ち、数ヶ月前にSamsungはGalaxy Noteという5インチ台のハイスペック端末を発表。
双方を購入することにしたので、ここに情報をまとめておきます。



【Galaxy Nexus


●型番: GT-I9250
●OS:android 4.0(Ice cream sandwich)
●ディスプレイ:曲面ガラスパネル、4.65インチ、1280x720 HD、Super AMOLED (有機EL)
●1.2GHz デュア ルコアプロセッサ(TI OMAP 4460)
●1GB RAM
●ストレージ:16GB/32GB
●1080p 30fps 動画撮影に対応し た背面5Mピクセルカメラ+LEDライト、前面1.3Mピクセルカメラ
802.11a/b/g/n WiFiBluetooth 3.0
●サイズ:5.4in x 2.7in x .35in
GPS
●デジタルコンパス、ジャイロ、加速度、近接センサー、光センサー
NFC
テザリング
●通信
  W-CDMA(850/900/1900/1700/2100MHz) GSM(850/900/1800/1900MHz)
  LTE, HSPA+, GPRS (Depending on carrier)
●バッテリー: Li-Ion 1750mAh



Introducing Galaxy Nexus. Simple, beautiful, beyond smart
紹介動画


Google and Samsung, a look at what's new from Android
Galaxy Nexus発表の様子


世界初、最新OSのAndroid 4.0 Ice Cream Sandwichを搭載。hands-on動画やタッチ&トライした人によれば、圧倒的にサクサク動く様子。スマートフォン用のandroid 2.xとタブレット用のandroid 3.xを統合し、進化したUIによりさらに快適になって生まれ変わりました。非常に大きな意味を持つOSのアップデートとなります。
最薄部8.8mm、人間工学に基づきデザインされたというカーブドデザインで手によく馴染む、とのこと。
1730mAhの大容量バッテリーがありがたい。
顔認識によるロック解除機能「Face Unlock」が面白そう。


日本ではNTTドコモから「GALAXY NEXUS SC-04D」として11月発売、LTE(Xi) には非対応。海外では地域によりLTE対応あり。


ファームウェアアップデートが真っ先にやってきて、その他のandroid/Google新機能などがリリースとともにすぐ使えるのが確実なのは海外版であろう、と判断。利用上の利便性も考慮し、UK版SIMフリーを購入済。発売が来月上旬の見通し、到着が非常に楽しみです。
今回の動きを見ているとドコモ版でもアップデートなど早期に行われそうではありますが、日本語対応・キャリア対応の速度などを考えるとやはり海外版が無難ではないか、と。






【Galaxy Note】
5インチ台のandroid端末としては初めてのハイスペック、そしてスタイラスを標準装備し手書き機能が充実。異彩を放つ独特のモデルが登場。
長らくこのときを待っていました!

●型番:GT-N7000
●ディスプレイ:5.3-inch、1280 x 800 HD、Super AMOLED
チップセットSamsung Exynos 4210
●CPU:デュアルコア 1.4GHz
●OS:android 2.3.5
●カメラ:リア 8MP、フロント 2MP
●厚さ:9.65mm
●重さ:178g
Bluetooth 3.0+HS
無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)
●電池パック:リチウムイオン電池、容量 2500mAh
●Sペンと呼ばれるスタイラスペンを使ってスクリーンキャプチャを撮ることが可能
●S Memo Sペンでの手書きに最適化されたメモ帳アプリ
●S Planner Sペンやマルチタッチで使いやすいカレンダーアプリ





Samsung Galaxy Note - Video Promo


SペンやSメモについての動画
Samsung Galaxy Note - S Pen Experience, Tips & Tricks

Samsung Galaxy Note - S-Memo en S-Planner Demo Video

Samsung Galaxy Note - S Pen Demo Video

Sペンにボタンがついており、そのボタンを押しながら画面を長押しすると、スクリーンキャプチャが撮れます。
また、どんなアプリを使用しているときでもSペンのボタンを押しながら画面を2回タップすると、Sメモというメモ帳アプリが起動してすぐにメモを取ることができます。
手書きの反応が良く、快適そうです。


S Plannerについての動画
Samsung GALAXY Note - S Planner

Samsung Galaxy Note S Planner



Samsung GALAXY Note Official TV Commercial



また、NoteにはLTE版があり、Snapdragon 1.5Ghz デュアルコア搭載となります。
私はExynosが良いので、3G版を選択。


非常に強力な端末です。おそらくこれがしばらく私のメイン端末になりそうです。
手元に届くのが楽しみです!




 

SONY Tablet S 、Galaxy Tab 10.1 LTE 、ARROWS Tab LTE タッチ&トライ(追記あり)

この秋はドコモから続々とタブレットが発売されます。
9月1日にはSONY Tablet SとPが、9月8日にはGalaxy Tab 10.1 LTE(SC-01D)とARROWS Tab LTE(F-01D)が発表されました。
9月8日発表の2機種はXi対応で、「Xiタブレット」として発表。
両日とも、発表とともにドコモスマートフォンラウンジに展示されたので、当日行ってまいりました。SONY Tabletソニーショールームにも展示されたので、そちらにも行きました。





SONY Tablet Pについてはすでに掲載済のため、こちらをご参照くださいませ。
SONY Tablet P タッチ&トライレポート
http://d.hatena.ne.jp/h-gocchi/20110916/p1



タブレット端末のスペック比較



まずは
SONY Tablet S】







主な仕様
●モデル:SGPT113JP/S
●OS:Android 3.2(wi-fi版は3.1で発売、購入後起動時に3.2へアップデートされる)
●CPU:NVIDIA Tegra 2 モバイルプロセッサ 1GHz
●メインメモリー:1GB
●液晶:9.4型 WXGA(1280×800)、TFTカラー液晶
●ストレージ:16GB(wi-fi版は 16GB/32GB の2種あり)
●主な入出力
  USB:Hi-Speed USB (USB 2.0) Micro-AB コネクター (ホスト/クライアント対応) ×1
  ヘッドホン出力:ステレオ、ミニジャック ×1 (モノラル、マイク入力と兼用)
Wi-FiIEEE 802.11b/g/n準拠
●3G通信方式:UMTS/ HSPA/ HSPA+ (850、900、1900、2100MHz)、GPRS / EGPRS (850、900、1800、1900MHz)、StandaloneGPS / AssistedGPS
GPS
Bluetooth 2.1 + EDR準拠、対応プロファイル A2DPAVRCPHSP、HID、SPP、OPP
●センサー:加速度センサー、3軸加速度センサー、ジャイロ、デジタルコンパス、照度センサー
●赤外線リモコン機能
SDメモリーカードスロット×1(対応SDメモリーカード SD、SDHC
●オーディオ 対応コーデック/フォーマット:AAC、mp3、WAV、WMAWMA Pro、FLACMIDIOgg Vorbis
●ビデオ 対応コーデック/フォーマット:H.263、H.264/AVC、MPEG-4、WMV
●フォト 対応コーデック/フォーマット:JPEG、GIF、PNGBMP、WBMP
●スピーカー:内蔵ステレオスピーカー
●マイク:内蔵モノラルマイク
●カメラ
  フロント:Webカメラ、30万画素
  リア:“Exmor for mobile” CMOSセンサー搭載 HDカメラ、511万画素
●その他 主な付属品:ACアダプター、ストラップ
●バッテリー
 駆動時間
  スタンバイ時:約400時間(wi-fi版は 約430時間)
  音楽再生時:約31時間
  ビデオ再生時:約6時間
  Wi-Fi Web閲覧時:約6.2時間
  3G Web閲覧時:約4.5時間
 充電時間:約5時間
●温湿度条件
  動作時:温度5℃から35℃、20%から80% (ただし結露しないこと、および35℃における湿度は65%以下)
  保存時:-20℃から60℃(ただし結露しないこと)
●外形寸法:約 幅241.2mm×高さ10.1mm(20.6mm)×奥行174.3mm
●質量:約625g(wi-fi版は 約598g)
●10月28日発売 (19日予約開始)


設定-端末情報

ソニーショールーム
wi-fi版。このときはまだ3.1のまま展示。購入後起動するとすぐに3.2へアップデートされます。



↑ドコモ版(Wi-Fi+3G)
こちらは最初から3.2で発売。


ソニーストアでもWi-Fi+3G版が販売されますが、3G通信するには別途ドコモとの契約が必要。



キーボード

XOOMとの比較



↓標準IMEの変換候補一覧

標準搭載IMEでのソフトウェアキーボードによる入力は、なかなか快適。ブラインドタッチで氣持よくいけます。


SONY純正のBluetoothキーボード



↑左上の専用ボタンが特徴的。



マルチタッチ同時10点認識
ブラウザ


マップ


率直な操作感として、
サクサクエクスペリエンスがしっかり実現されていて基本動作・表示速度・マルチタッチなど滑らかで快適、タッチレスポンスも良く、とても良いバランスで出来ています。
本体の偏重心デザイン、持った感触はなかなか心地よく、軽い。プラスチック製で滑りづらい表面をしており、持ちやすい。面白い形にも納得。
ただ、裏面の黒い部分は指紋が結構目立ちます。また、プラスチックのため、高級感に欠ける部分があり、なかなか完璧にはいかないところ。しかしうまくできています。



前掲のPのレポートでも触れたように、音楽・動画・ゲームその他、SONY独自アプリやサービスなど楽しい要素が他にもあり、今後の充実が期待されます。
XOOMを買っていなければSを買ったかもしれません。





【Galaxy Tab 10.1 LTE SC-01D】





主な仕様
●OS:Android 3.2
●CPU:APQ8060 デュアルコア 1.5GHz
●ディスプレイ:10.1インチWXGA(1280×800)
●ROM:16GB
●RAM:1GB
●Xi
●HSDPA 14Mbps/HSUPA 5.7Mbps
Bluetooth:(3.0+EDR)
●カメラ:リア3.2M、フロント2.2M
WI-Fi
GPS
●デザリング
●spモード
DLNA
●寸法:高さ 約 175mm×幅 約 257mm×厚さ 約 8.6mm
●質量:約 565g
●10月15日発売


設定画面の端末情報


テザリング可能

アプリ


Samsung日本語キーボード



画面左下の一番右のキーは、スクリーンショット用のキーで、これはGalaxy Tab独自仕様。このキーをワンタッチするだけで簡単にスクリーンショットが撮れます。

デフォルトで専用のキーが備わるのはandroid史上初めてではないでしょうか。これは便利!



10点認識。





スピード測定結果。


しかし、このタブレット、難点だらけでした。


まず、独自UIのtouchwizが非常に邪魔。タブレット最適化されたOSに使いづらい独自UIを載せてしまった感じで、不要そのもの。見映えも悪く残念。


また、春頃にディベロッパー向け限定版を触って以降、製品版含め何度かこのGalaxy Tab10.1には触れてきましたが、そのときから動きがおかしいまま。このドコモ版も最終版ではない模様ですが、それにしても動きが悪い。基本動作はぎこちなく、表示も滑らかさに欠ける、マルチタッチはブラウザでもマップなどでもカクカクして苛立つ。これで本当に1.5GHzデュアルコアなのか?これがあの、化け物のように滑らかで速いGalaxy SIIを作ったSamsungなのか?と疑うほどで、非常にがっかりしました。スマートフォンタブレットとでは、開発チームは全く別なのかもしれませんね。
発売までに調整が入るでしょうが、お勧めしたくない端末です。
ファームウェアアップデートの際、いままでのGalaxyシリーズ同様、パソコンとタブレットを繋いでKiesを使ってアップすることになるのか否か、スタッフさんもまだわからないとのこと。しかしおそらくまだKiesであると思われます。早く単体でアップできるOTAになってほしいものです。
ちなみに、展示端末にはKies airは入っていませんでした。


また、ブラウザでは、他のGalaxyシリーズと同様、拡大・縮小しても文章を画面幅に合わせて改行する機能無し。ダブルタップして拡大したときのみ。これだと、決められた一つの割合での拡大しかできず、好きな大きさに拡大縮小しても画面幅に合わせて改行してくれません。


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(追記)
10月15日の発売後、製品版に触ってみたところ、動きは多少改善。しかし、まだまだ不十分。
厳しい状況です。
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【ARROWS Tab LTE F-01D】




主な仕様
●CPU:TI OMAP4430 デュアルコア 1GHz
●ディスプレー:10.1インチ、WXGA(1280×800)、TFT液晶
●RAM: 1GB
●ROM: 16GB
●OS:Android 3.2
●通信
  LTE(2100MHz)
  W-CDMA(800/2100MHz)
  GSM(850/900/1800/1900MHz)
  パケット通信: LTE, HSPA, EDGE, GPRS
WiFi 802.11 b/g/n
Bluetooth 2.1+EDR
●センサー: GPS, Gセンサー, デジタルコンパス, 接近センサー, 光センサー
●外部端子: microSIM, microSD, microUSB, 3.5mmオーディオジャック
●カメラ:リア510万画素、フロント130万画素、LEDフラッシュ
●バッテリー容量:6560mAh
テザリング
ワンセグ
●防水
●spモード
●寸法:高さ 約 181mm×幅 約 262mm×厚さ 約 11.3mm
●質量:約 597g
●連続待受時間(静止時)
  3G:約 1600時間
  LTE:約 900時間
  GSM:約 1200時間
●筐体カラー: エターナルホワイト
●その他: 防水(IPX5/7)、ワンセグテザリング緊急地震速報、SPモード対応、microSIM
●10月19日発売



LTE



設定画面の端末情報


テザリング可能



スタイルの変更、カラーテーマの変更

スタイルの変更




カラーテーマの変更

このようにテーマを変更できるのは面白いですね。氣分や使う人に合わせて変更し楽しむことができます。



アプリ




10点認識



スピード測定



キーボード


このIMEATOKですが、独自?仕様なのでしょうか。通常のATOKよりも機能が豊富。
顔文字


記号


定型文


テンキー


QWERTY


手書き
なかなか滑らかに書けます。スタイラスを使うとさらに快適に入力できるかも。


50音


QWERTYキーボードでブラインドタッチ入力快適、非常に滑らかなレスポンス。これはいいですね。IMEATOKなので、変換も充実。



マップ




ブラウザ




拡大・縮小したあとにダブルタップすると、画面幅に合わせて改行してくれます。Good!





このARROWS Tab、予想外に良い出来でした!基本動作良し、表示速度なかなか速く、マルチタッチがサクサク滑らか、タッチレスポンス良好。
正直驚きました。富士通さんやりましたね。

薄くて軽くて動き良し、そして防水、LTE対応。良いです。
あと氣になるのは、安定性とバッテリーのもち具合。



この秋に4機種もタブレットを発売するドコモ。
既に販売されているものを含めると計6機種。
これだけタブレットを「選べる」環境はいままでなかったので、面白くなってきました。


間もなく次期android OSであるIce cream sandwichが登場します。
さらなる競争と進化が展開されることでしょう。楽しみです。







 







 

SONY 3D対応ヘッドマウントディスプレイ(HMD) HMZ-T1 体験レポート(追記あり)

SONYから11月11日に発売される、とても未来的なデザインの3D対応ヘッドマウントディスプレイ 【HMZ-T1】。
9月10日にソニービルにて展示開始されたため、即日体験してまいりました。



主な仕様
●型名:HMZ-T1
●ディスプレイ:有機ELパネルx2、画素数 1280x720、アスペクト比 16:9、視野角 約45度、仮想画面サイズ 750インチ(仮想視聴距離 約20m)
●ヘッドフォン:オープンエアダイナミック型、感度 106dB/mW、再生周波数帯域 12-24,000Hz、インピーダンス 24Ω、最大入力 1,000mW(IEC)
●視聴調整機能:レンズ間隔調整 5段階
●3D対応
●画質機能
 ・画質モード:スタンダード、シネマ、ダイナミック、カスタム
 ・ピュアイメージリアライザー:フレームノイズ除去、ブロックノイズ除去、モスキートノイズ除去
 ・画質調整:クリアブラック、ピクチャー、明るさ、色温度、シャープネス
 ・暗順応対応:輝度制御
 ・Super Bit Mapping for Video
●音質機能
 ・バーチャルサラウンド(5.1ch)
 ・音質モード:スタンダード、シネマ、ゲーム、ミュージック
HDMI機器制御対応
●便利機能
 ・映像スルー出力機能 ※スタンバイ時に使用可能
 ・自動電源オフ(6時間)
 ・装着センサー
 ・視聴時間警告(3時間)
 ・パスワード設定
●入出力端子
  ビデオ映像端子
  ・HDMI入力/出力 1系統/スルー出力1系統
  ・HMD出力 1系統
●大きさ
 ヘッドマウントユニット(幅×高さ×奥行) (mm):約210×126×257(ヘッドバンド部含む。可動部最小)
 プロセッサーユニット(幅×高さ×奥行) (mm):約180×36×168(最大突起含む)
●ケーブル長:3.5m(ヘッドマウントユニット-プロセッサーユニット間)
●質量 質量 約420g(ヘッドマウントユニット)※ケーブル除く/600g(プロセッサーユニット)
●電源 内蔵電源 電源電圧 100V
●消費電力 15W
●待機時消費電力 0.35W
●付属品 スタートアップガイド、取扱説明書、保証書、電源コード、HDMIケーブル、ヘッドパッド、ライトシールド



初日は午前中が最大6時間待ちと聞いたので、夕方前を狙って行ってみました。14時半頃到着したところ、2時間待ち。そのまま並びました。




このパンフレットを見ただけでぞくぞくしてきます。




体験ブース直前で30分待ち。一度に4人ずつ体験可能、ここまで来て15番目くらいでした。



奥の「3Dゲーム」と書いてあるカーテンの部屋の中で体験できる様子。




体験ブースの手前ではプロモーションビデオが流れていました。
目前にある2枚のパネルの映像が合わさって3D映像となる仕組み。

体験ブース目の前に実物の2枚の小さなパネルが展示されており、実際に映像が流れていたのですが、どうもその映像をうまく写真におさまめることができませんでした。



また、その隣ではヘッドマウントユニット脱着方法の解説ビデオが流れていました。これを見ていると、うまくフィットするようにつくられているのがよくわかります。



↑ヘッドマウントユニット



プロセッサーユニット



この黒い2つのアタッチメントはライトシールドと呼ばれるもので、ヘッドマウントユニットを装着したときに目の下あたりにできる隙間を埋めるための付属品です。初日は非常に混雑していたため、このライトシールドを試すことができませんでした。後日あらためて体験した際は平日昼間で空いていたため、これをつけて試すことができました。

ソニーショールームのスタッフさんがつけてくださいました。

このように、目の下の隙間を隠すようにできています。




【率直な感想】
ヘッドマウントユニットはよくできており、バンド部分でしっかりサイズ調節可能。ピントは、目の下あたりに調節部があって、スクリーンを見ながら指で焦点を簡単に合わせることができます。調節部を左右に動かし2つのレンズ間隔を調節してピントを合わせる、というものです。ヘッドホン部分も上下左右に動かすことができるので、自分の耳にしっかり合わせられます。これらの調節によって、ジャストフィットさせることができました。ただ、この作りだとメガネの人は少々厳しいかもしれませんね・・・
思ったより重さが氣になりませんでした。これはありがたい。


装着すると、目の前に仮想の映画館場内が広がっており、自分はその中の座席にいて、暗闇の先にスクリーンがある、という感覚。仮想画面サイズ 750インチ、仮想視聴距離 約20m、とありますが、なるほどその通りでした。


独自の光学レンズが生みだす「広視野角45度の映像」

「20m離れた位置から750インチのスクリーンを見ている状態を生みだす」


初日は、もっと自分が3D映像に広く大きく包み込まれるようなものをイメージしていたため、スクリーンが小さく感じられ、さらにライトシールドなしだったので、部屋を真っ暗にしない限り下から光が入ってしまい、氣になりました。しかし後日、ライトシールドをつけて試したところ、十分に暗さを確保でき、没入感が格段に増し、これは「映画館なのだ!」とわかりました。中規模の映画館のスクリーンが目の前に現れ、ちらつきの一切無い美しい映像を完全に独り占め!という、何とも贅沢な状態。これは素晴らしいものだな、と感心しました。HD有機ELで高コントラスト、とにかく映像が美しく、黒が映えます。動画応答性も良し。クロストークが発生しない「デュアルパネル3D方式」のため2D映像と同じ明るさでちらつきなし、というのは本当でした。これは欲しい!!


3Dに関しては、視聴したソフトが新作スパイダーマンのPVだったのですが、それの出来があまり良くなかったこともあり、立体感おとなしめ、まずまず、と感じました。アバターのような充実したソフトや、ソニーの最新3Dカメラなどで撮影した大自然の映像など、もっと違うものを試してみたい、と思いました。


音は少しこもっているように感じましたが、音質モードを(スタンダード、シネマ、ゲーム、ミュージック)と変更できることを後で知ったため、今度空いているときに行って改めて試してみたいと思います。
また、画質モードも(スタンダード、シネマ、ダイナミック、カスタム)と変更できるようなので、モードによって立体感が変わるかもしれません。こちらも今度試します。




オープン価格ですが、ソニーストアでは59,800円だそうです。6万円弱で中規模3D映画館を独り占めにできるというのはかなりお得かもしれません。何とか頑張って買いたいです!


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(追記)2011.9.28

改めて音質モード、画質モード変更を試してみました。
モードの変更は、被ったときに右目の下あたりにある円形の操作キーにて。


画質を「スタンダード」から「シネマ」「カスタム」へ。「ダイナミック」というモードが出てきませんでした。開発中なのでしょうか?
「シネマ」だとクリアさが増す氣がしました。
「カスタム」は時間に余裕がなくいろいろ変更を試せませんでした。
特にシャープネスの度合いを調節できるので、それをあれこれ試してみたいのですが、ここの体験では全く時間が足りません・・・


音質、「スタンダード」「シネマ」「ゲーム」「ミュージック」それぞれ切り替えてみました。
試せるのがスパイダーマンPVだけなのと、短時間内なので急ぎ足なのとで十分には比較できませんでしたが、このスパイダーマンで音を聴く限りでは「ゲーム」モードが一番クリアで音が広がる感じがしました。
また、「高音」「低音」の度合いをそれぞれ調節できるので、ひとまず最大にしてみたらまずまず良い感触。もっとあれこれ試したいところではありますが・・・


もはや買うしかない氣がしております・・・。